総合型選抜・推薦入試で高まる面接対策ニーズに対応し、学校現場での個別練習支援と進路指導の省力化を検証。

「AI面接対策」に関する実証パートナー校として、福井工業大学附属福井高等学校・中央区立晴海中学校が決定。
学校教育機関向けの生成AIサービスを提供するスタディポケット株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:山地 瞭、代表取締役CPO:鶴田 浩之)は、学校向けのAI面接対策の実証パートナー校として、学校法人金井学園 福井工業大学附属福井高等学校および中央区立晴海中学校において、AI面接対策の実証利用を開始することをお知らせいたします。
本実証では、私立高校1~3年生、公立中学の3年生、あわせて500名以上を対象に、AI面接対策が生徒の受験準備にどのように役立つか、また進路指導の先生方の面接指導業務の省力化・校務支援につながるかを検証します。

AI面接対策のサービス提供内容
当社が提供する「AI面接対策」について
AIが面接官役となり、音声で対話しながら模擬面接を行います。志望動機や自己PR、将来の目標など、実際の入試面接で問われる質問をAIが投げかけ、生徒の回答に応じて深掘り質問を行います。
面接は、事前に生徒が入力した志望動機や、志望校のアドミッション・ポリシーに基づいて実施することも可能です。本番さながらの緊張感で模擬面接を行った後、AIが会話内容を分析し、総合評価(A~E評価)と観点別評価を提示します。
論理性:質問に対して的確に答えられているか、話の構成がわかりやすいか
具体性:抽象的な表現に留まらず、具体的なエピソードや数字を用いているか
意欲:志望度の高さや、主体的な姿勢が伝わってくるか
一貫性:志望動機や自己PR、その他の回答内容に矛盾がないか
今後、AIを活用した表情分析や、教職員による管理ダッシュボードなど、体験版の提供を通じて多く集まった要望をもとに、随時アップデートしていく予定です。
【関連リリース】
2026.01.15 (木) スタディポケット、AIと対話しながら面接練習ができる「AI面接対策」の体験版を本日より提供開始
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000077.000049664.html
社会背景:総合型選抜の広がりと、面接対策ニーズの高まり
近年、大学入試では、一般選抜に加えて、総合型選抜や学校推薦型選抜など、志願者の意欲・適性・主体性を多面的に評価する入試方式の存在感が高まっています。
文部科学省が公表した「令和7年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要」によると、令和7年度入学者選抜において、大学全体の93.6%が総合型選抜を実施し、総合型選抜による大学入学者数は126,766人、大学入学者全体の19.5%となっています。また、学校推薦型選抜による大学入学者数は221,415人、大学入学者全体の34.1%であり、総合型選抜と学校推薦型選抜を合わせると、大学入学者全体の53.6%を占めています。
さらに、文部科学省は2026年5月27日に公表した「令和9年度大学入学者選抜実施要項」において、総合型選抜および学校推薦型選抜について、志願者本人の能力・意欲・適性等を多面的・総合的に評価するため、面接等を原則として実施することを示しました。やむを得ない事情により直ちに実施できない場合も、2029年度入学者選抜までに面接等を実施することが求められています。
面接等には、対面だけでなくオンラインでの実施も含まれ、大学側が各選抜区分の趣旨やアドミッション・ポリシーに基づき、志願者の意欲や適性、思考力・判断力・表現力等を確認する機会として位置づけられています。
高校入試においても、文部科学省は高等学校入学者選抜の改善に関する通知の中で、各学校・学科等の特色に応じて選抜方法を多様化させることや、学力検査の成績を主たる資料としつつ、面接や小論文・実技検査などを組み合わせて行うことも考えられるとしています。
こうした入試環境の変化を背景に、学校現場では、生徒一人ひとりの志望校や進路希望に応じた面接練習の機会を確保し、先生方が限られた時間の中で個別にフィードバックを行うための支援ニーズが、これまで以上に高まっています。

製品化の最終段階において、パートナー校との実証を実施。
実証の背景
推薦入試、総合型選抜、高校入試などにおいて、面接対策は生徒一人ひとりの志望動機や自己PR、進路希望に応じた個別対応が求められます。一方で、学校現場では、限られた時間の中で多くの生徒に練習機会を提供し、個別にフィードバックを行うことが先生方の負担となる場合があります。本実証にあたって実施した事前アンケートでは、AIを活用した面接対策ツールへの期待や、現在の面接指導に関する課題について、学校現場から以下のような声が寄せられました。
事前アンケートで寄せられた学校現場の声
- 「個人対応の時間が少ない」
- 「クラスの人数が多く、一人ひとりの丁寧な対応ができないことが多い」
- 「全員に細かい指導をしてあげたいが、時間的に難しい」
- 「志望校にあわせた指導が難しい」
- 「先生や友達の前だと、羞恥心からか真面目にできない」
- 「表情分析など、定量的な指標を新たに得たい」
こうした声から、面接練習の機会を増やすことだけでなく、生徒一人ひとりに合わせた練習内容の提供、心理的なハードルを下げた練習環境、先生方の指導負担の軽減、定量的なフィードバックの活用といった観点で、AI面接対策へのニーズがあることが見えてきました。スタディポケットでは、学校現場に特化した生成AI活用の知見をもとに、AIの面接官と本番に近い形式で模擬面接を行い、回答内容へのフィードバックを受けられるAI面接対策の実証を進めています。
今回の実証では、生徒の面接練習機会の拡充に加え、進路指導の先生方の校務支援・省力化、志望校や進路希望に応じた練習体験、表情や回答内容に関するフィードバックの有用性、学校様に十分ご利用いただいた際のAI・LLM推論コスト、正式提供に向けた価格設計や機能改善の材料を検証します。
実証パートナー校
学校法人金井学園 福井工業大学附属福井高等学校
対象:第3学年を中心に全校で実施
利用開始予定:2026年5月下旬以降から順次
中央区立晴海中学校
対象:第3学年で実施
利用開始予定:2026年6月下旬以降から順次
実証パートナー校は、今後も増える場合があります。新規のお問い合わせは、お早めにお願いいたします。
実証で検証する内容
本実証では、主に以下の観点を検証します。
- 生徒が本番に近い形式で面接練習を行う機会を増やせるか
- 志望動機や自己PRに沿った面接練習とフィードバックが、受験準備に役立つか
- 進路指導の先生方の面接練習対応やフィードバック業務の省力化につながるか
- 学校様に十分ご利用いただいた際のAI・LLM推論コストを把握し、持続可能な価格設計につなげられるか
- 生徒・先生双方にとって需要の高い機能や体験を明らかにできるか
データの取り扱いについて
実証において入力された情報は、AIの機械学習には利用されません。当社はISMSに基づくセキュアな環境でデータを保管し、本実証の目的以外でデータを扱わず、第三者提供も行いません。
また、利用状況の分析は、個人が特定されない統計データとして行います。事後アンケート等において、生徒様の体験された声を掲載する場合、匿名アンケートとし、学校名・学年・性別等の限られた属性情報のみを取得・掲載予定です。
今後の展望
スタディポケットでは、今後も学校・学校法人・自治体との実証を通じて、受験面接対策や進路指導における生成AI活用の可能性を検証してまいります。生徒の練習機会を増やすこと、先生方の進路指導を支援すること、学校様にとって納得感があり、当社としても持続可能な価格で提供し続けられることの両立を目指します。今後、実証パートナー校の追加や、実証を通じて得られた生徒アンケート・担当者インタビューの結果についても、順次お知らせしてまいります。
スタディポケットについて
スタディポケットは、教育利用に特化した学校向け生成AIサービスとして、生徒児童の学習支援と、教職員の校務支援の両面から、学校教育における生成AI活用を支援しています。学校現場に合わせた安全な利用環境と、教育活動・校務に活用しやすい機能を提供し、学校教育全体のDX化と新たな学びの可能性を探ってまいります。
会社概要
【会社名】スタディポケット株式会社
【所在地】〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-1-6 日比谷パークフロント19F
【代表者】代表取締役 山地 瞭/鶴田 浩之
【設立】2019年7月
【事業内容】
・生成AIを活用した教育ソフトウェアの開発事業
・校務DXに関する支援事業
・教育サービス事業
【認定/採択】
・文部科学省「学校DX戦略アドバイザー事業」サポート事業者 (生成AI分野)
・経済産業省「未来の教室」令和6年度教育イノベーター支援プログラム(EOL)採択企業
・ISMS国際規格「ISO/IEC 27001:2022」認証取得組織
【スタディポケット 公式サイト】
https://studypocket.ai
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