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博報堂DYホールディングス・ENND PARTNERS、組織のビジネス成果を高める文化的行動特性に関するレポート「IDEO Innovation Quotient」日本語版を公開

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5つの文化的行動特性が組織のイノベーションを推進する鍵に

株式会社博報堂DYホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役社長:西山泰央)と、博報堂DYグループのコンサルティング会社 ENND PARTNERS株式会社(本社:東京都港区、Co-Founder & CEO:岩渕匡敦、以下 ENND Partners)は、同グループ戦略事業組織 kyu傘下のデザイン・イノベーションファーム IDEOが作成した、組織のビジネス成果を高める行動特性に関するレポート「IDEO Innovation Quotient(IDEO IQ)」を日本語訳し、公開いたしました。
本レポートは今年4月に米国で発表され、多くの企業より関心が寄せられました。それを受け、このたびENND Partnersが日本語に翻訳しました。

IDEO IQでは、ヘルスケア、メディア&テクノロジー、消費財における世界のリーディング企業100社のプロダクトおよびイノベーション領域のリーダー266名を対象に調査を実施。IDEOが「『POWER』ダイナミクス」と呼ぶ以下の5つの文化的行動特性について、各企業がどの程度実行しているかスコアで評価し、ビジネス成果との関連性を分析しました。その結果、下記行動特性とビジネス成果との間には相関があることがわかりました。
- Perspective(先見性):組織が将来のトレンドや破壊的変化をどの程度予測しているか
- Ownership(主体性):チームがどの程度自律性を持っているか
- Wavelength(組織的連携):組織文化がどの程度協調的であるか
- Experimentation(実験思考):新しいアイデアをどれだけ早くプロトタイプ化しているか
- Resonance(顧客共感):意思決定や業務において、顧客のニーズをどの程度中心に据えているか

本調査レポートの日本語版は、ENND Partnersのサイトよりダウンロードいただけます。
https://enndpartners.com/documents/ideo-iq.pdf

ENND Partnersは、自社の組織づくりやイノベーション創出に課題を感じておられる経営者・リーダーの皆様を支援し、共に課題解決に向けて取り組んでまいります。

■ ENND Partners Co-Founder & CEO 岩渕 匡敦 および Co-Founder & Principal Advisor Tim Brownのコメント
激変するAI時代に、日本企業がグローバルで成功するためには、イノベーション創出のための知的資産、無形資産、人的資本への投資が重要となってきています。本レポートの「POWER」ダイナミクスに照らすと、個別最適になりがちな日本の組織においては、「Ownership(自主性と自律性)」や「Wavelength(部門をまたいだ組織間連携)」を機能させるための戦略的な仕組み作りと、人を有機的に動かすコミュニケーションがより重要になってきています。また、「Resonance(顧客共感)」については、「全てのお客様を公平に」と考える思考から「世界市場で戦略的に重視すべき顧客に特化した体験を」という思考への転換に大きな機会があるように感じています。
日本型の緻密なもの作りと高いサービスレベル、自然や社会との共生といった強みと、グローバルに成功する組織の行動様式とを融合することで、日本から新しい人間中心の価値創造モデルを皆様とともに形作っていければと思います。

■ IDEO CEO Mike Pengのコメント
私はキャリアの多くを日本で過ごし、日本企業の緻密なものづくりと、ヒトを大切にする姿勢に深い敬意を抱いてきました。だからこそお伝えしたいのは、こうした企業が世界で飛躍するうえで最も難しいのは、市場への切り込み方だということです。スピード、人材、投資、そして文化の違いをどう乗り越えるかを、組織として根本から捉え直すことが重要になります。IDEO IQが明らかにしたのは、卓越した企業を分けるのは資源やテクノロジーではなく、組織の動き方だということです。自社の業界や日々意識する競合の先にまで目を向け、外の世界から得たアイデアを持ち帰る。完璧を待たずに試し、現場のチームに動く自由を与える。こうした働き方を日常に組み込むことが、日本企業のさらなる発展に繋がると信じています。

▼「IDEO Innovation Quotient(IDEO IQ)」レポート日本語版(下記URLよりダウンロードいただけます)
https://enndpartners.com/documents/ideo-iq.pdf

【本レポートより一部抜粋】
・文化的行動特性のスコアが上位20%の企業は、下位20%の企業と比べて、売上成長率が約3倍、顧客成長率がほぼ2倍でした。さらにこれらの企業は平均より50%以上高い年間利益を達成しており、その差は約50億ドルに相当します。
最もスコアの低い組織と比較すると、利益は3倍で、その差は100億ドルにおよびます。

・調査したリーダーの過半数(58%)が、自社は「顧客ニーズを深く理解すること:Resonance」に強みを持つと回答。これは「アイデアのプロトタイプ化:Experimentation」に強みを持つと答えた人の約3倍にのぼります。一方、顧客への理解を組織としての行動に活かしていると答えたリーダーは少数にとどまりました。

・顧客のニーズを満たすためにAIをうまく活用できていると回答したリーダーは41%。AIの導入が遅れていると回答した人は26%でした。
「Perspective(先見性)」と「Experimentation(実験思考)」の両方に秀でている企業では、52%がAIは顧客のビジネス成果をあげていると回答。また、28%が顧客の利益成長を支えるためにAIを活用していると回答し、全体平均の16%を大きく上回っています。

・「Experimentation(実験思考)」、「Ownership(主体性)」、「Perspective(先見性)」の3つの行動特性が、特に企業の売上や顧客の増加につながることが明らかになった一方、「Experimentation(実験思考)」に強みを持つと回答したリーダーは21%、「Ownership(主体性)」は29%、「Perspective(先見性)」は31%にとどまり、多くの企業が難しさを感じている様子がみえてきました。

● ENND Partnersについて
ENND Partnersは、長くコンサルティング業界で活躍してきた岩渕匡敦とデザイン思考のオピニオンリーダー Tim Brownを創業者として、2024年3月に博報堂DYホールディングスの戦略事業会社として設立された新しい形のプロフェッショナルファームです。社会と組織のより良い未来を共に創造するバリュークリエーションパートナーとして、「人と経営」起点の社会・経済価値創造と企業変革の「実現」に取り組んでいます。
URL:https://enndpartners.com/jp

● IDEOについて
IDEOはグローバルなデザインおよびイノベーション企業です。複雑な課題に取り組み、新たな機会を発見し、ビジネス、社会、文化全体に有意義でポジティブなインパクトを生み出すために、さまざまな組織とパートナーシップを結んでいます。象徴的な製品やサービスのデザインから、新規事業の創出、組織内での創造的なケイパビリティの構築まで、IDEOの取り組みは「共感」と「実験」に根ざしています。戦略的に厳選されたクリエイティブ組織のコレクティブである「kyu」の一員として、IDEOは米国、英国、中国にオフィスを構えています。
URL:https://www.ideo.com/

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