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株式会社ラッシュジャパン

英国発化粧品ブランドLUSH福島県産オーガニックコットンを使用した再利用可能なギフトラッピング商品「Knot Wrap」を、3月11日より世界49カ国で新たに発売開始

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~ 福島の経済的自立および人々の自信と誇りを取り戻す、商品開発コラボレーション ~

英国を拠点とし、世界49カ国でビジネスを展開する化粧品ブランドLUSH(ラッシュ)は、2017年3月11日より、再利用可能なギフトラッピング商品「Knot Wrap(ノットラップ/風呂敷)」の新商品として、福島県いわき市で栽培されたオーガニックコットンを使用した「コイ」および「ミックス フルーツ」の2種類を世界49ヵ国で、限定商品として発売します。
また、福島県南相馬で栽培された菜の花から抽出した菜種油を石鹸素地の原材料として使用した「つながるオモイ」ソープも、同日より限定商品として、日本では全国の店舗およびオンラインで、イギリスをはじめとする海外ではオンライン限定商品として順次販売を予定しています。

Knot Wrapに対する福島およびラッシュのオモイ
今回発売するKnot Wrap2種は、2011年3月11日の東日本大震災の復興活動を行う団体「いわきおてんとSUN企業組合(以下、おてんとSUN)」が、地域の復興・活性化を目的に、契約農家と連携して栽培したオーガニックコットンと、アメリカ製オーガニックコットンを混合して使用しています。この福島で栽培されたコットンは、備中茶綿と呼ばれる日本の在来種であり、綿の色が薄茶色で、生地にした時に生成りの色合いになることから、色を乗せた際も独特な色味になることが特長です。デザインは、鯉をモチーフにした「コイ」と、フルーツをモチーフにした「ミックス フルーツ」があります。

ラッシュは昨年、おてんとSUNの和綿を使用した別デザインのKnot Wrap2種を日本限定商品として販売しましたが、今年、綿の供給量が整い、世界中での発売を実現することができました。

震災発生以来、福島県いわき市の多くの農家は、津波による塩害が原因で農作物を育てることが困難になったり、福島第一原子力発電所の事故による風評被害が原因で、安全性が確認された米や野菜などの栽培をしても購入されることが少なく、代替としてコットンや菜の花といった作物の栽培をすることで、経済的自立および人やコミュニティの復興・再生を目指し、未来に向かって歩んでいます。この福島の地で採取された和綿で作られた商品が、福島の人々のオモイを乗せて世界中の人々の日常の生活で使用されることが、福島の人々の自信や誇りを取り戻すことにつながります。

新商品概要

商品名: コイ (英語表記:Koi)
サイズ: 70cm x 70cm
価格:  800円
素材:  100% オーガニックコットン

商品名: ミックス フルーツ (英語表記:Mixed Fruit)
サイズ: 70cm x 70cm
価格:  800円
素材:  100% オーガニックコットン

Knot Wrapデジタルコンテンツについて
ラッシュは、「コイ」および「ミックス フルーツ」の新商品発売に伴い、ラッシュが再利用可能なギフトラッピング商品として販売しているKnot Wrapの無限の可能性を伝えるデジタルコンテンツを、ラッシュ公式サイトおよび公式アプリ「Lush Connect」で展開します。簡単に真似できるKnot Wrapの様々な使用方法が分かる動画を公式サイトで提案する他、世界中で投稿されたKnot Wrapの利用シーンを、ラッシュ公式サイト上に設置する世界地図上で可視化させるデジタルコンテンツなどを用意し、Knot Wrapが人々の生活をより豊かにすることに加え、環境に配慮したライフスタイルを提案します。https://www.lush.com/KnotWrapMap (※ 本リンクは、3月11日より閲覧可能となります)
また、3月11日、ラッシュ公式ソーシャルメディア上で、おてんとSUN吉田代表による、Knot Wrapに対する想いを伝える動画を配信します。

Knot Wrapとは
Knot Wrapとは、ラッシュ英国本社が日本の風呂敷のコンセプトからインスピレーションを受け、2008年より世界中で再利用可能なギフトラッピングアイテムとして販売している商品です。平安時代、入浴前後に服を布で包んで利用していたことが「風呂敷」の呼称の起源と言われています。また、室町時代には、銭湯に招かれた大名などが入浴時に他者の衣服と間違えないように家紋を付けた布に脱いだ衣服を包んだという記録も残っています。この風呂敷は、現代でも、日本ではフォーマル、セミフォーマル問わず、贈り物やお弁当包み、ちょっとした買い物時のビニール袋の代わり、ヘアバンドなどのアクセサリーなど、様々な生活シーンの中で進化をしながら、幅広い層に利用されています。ラッシュでは、この再利用可能な風呂敷のコンセプトに共感を持ち、ラッシュオリジナル商品として商品化に至りました。

「つながるオモイ」ソープ
福島県南相馬市で「一般社団法人 南相馬再生協議会」により栽培された菜の花から採取した菜種油を石鹸素地の原材料として使用した「つながるオモイ」ソープは、昨年日本限定商品として販売し好評を得たものですが、菜種油の供給量も整い、日本では3月11日より全国の店舗およびオンラインで、またイギリスをはじめとする海外では、オンライン限定商品として順次発売を予定しています。

本商品で使用されている菜種油は、土壌中の水に溶けている放射性物質(セシウム)を菜種が根から吸収し、搾油の際にセシウムを含む「油粕」と「油」に分離される特性を活かし、検出器の測定においてもセシウムが検出されていない油を使用しております。これにより、汚染された土壌の洗浄を行いつつ農地の再生につながるほか、地域コミュニティの再生にもつながります。また、栽培から搾油・製品化まで一貫して行うことで、新たな産業を地域に根付かせると共に、経済的自立にもつながります。

新商品概要

商品名: つながるオモイ (英語表記:Drop of Hope)
サイズ: 100g
価格:  1,300円
特徴:  潤いを与えるオメガ3・6脂肪酸を豊富に含み、濃密で滑らかな泡を作るクリーミーな質感のソープです。お肌を柔らかくする豆腐や、保湿性があるしめじなどを原材料として使用。

<参考>
LUSHとは
英国生まれのフレッシュハンドメイドコスメブランドLUSH(ラッシュ)は、創立以来、新鮮さとオーガニックにこだわった、採れたてのフルーツや野菜、香り高いエッセンシャルオイルを使い、一つひとつ手作りしています。また、原材料は地産地消にこだわり、可能な限り国内で入手し、全ての製品をキッチン(神奈川県の製造工場)で生産し、フレッシュな状態でお客様に商品をお届けしています。

ラッシュは、人・動物・環境に配慮したビジネスを展開しています。化粧品の動物実験廃止や、容器のリサイクルはもちろん、ゴミをゼロに近づけるためにプラスティック容器や包装を必要としない固形商品の開発など、ビジネスを通して社会に存在する様々な課題の根本解決を目指し、持続的な取り組みを推進しています。現在ラッシュは世界49ヶ国に930店舗以上、日本では約100店舗を展開しています。 ( http://www.lush.co.jp )

「いわきおてんとSUN企業組合」について
震災以前より課題とされていた後継者不足と、震災による農業断念に伴う、遊休農地・耕作放棄地の増加に対して、塩害にも強い日本の在来種「和綿」を栽培・製品化・販売することで、福島から新しい農業と繊維産業を作り、地域に活気と仕事を生み出し、遊休農地・耕作放棄地の活性化を図ることを目的にふくしまオーガニックコットンプロジェクトを牽引している。 ( http://www.iwaki-otentosun.jp/ )

「一般社団法人南相馬農地再生協議会」について
震災により汚染した土壌の洗浄と新たな地場産業を作るために有機米農家および有志によって設立された団体。
土壌中の水に溶けている放射性物質(セシウム)を菜種が根から吸収し、搾油の際にセシウムを含む「油粕」と「油」に分離される特性を活かし、「菜の花」の栽培から搾油・製品化まで一貫して行うことで、汚染された土壌の洗浄を行いつつ、新たな産業を地域に根付かせる活動を実施している。 ( http://minamisoma-nouchisaisei.org/ )

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