
アニマルウェルフェア大阪が、9月17日(木)、大阪府守口市の商業施設・イオンモール大日内に、「保護犬シェルターanifare 大阪イオンモール大日」をグランドオープン!同施設は、商業施設内に常設された「保護犬の住処」として、保護犬の里親マッチングをはじめ、飼育相談・保護相談の受付、子どもボランティア体験など、地域と動物福祉をつなぐ複合拠点を目指す。
動物福祉の課題
2021年の改正動物愛護管理法により、犬猫の繁殖にかかわる年齢や回数の制限が設けられたことで、繁殖の役目を終え次の飼い主を探している多くの犬猫が存在するそう。
また、動物福祉の課題は、「終生飼育」か「捨てる」かという二者択一で語られることが少なくないが、現実には、飼育者の高齢化、病気、生活環境の変化などにより、どうしても飼育を続けられないケースもある。そのようなときに必要なのは、責めることでも排除することでもなく、より良い選択肢を社会として用意することだ。
「保護犬シェルターanifare」では、「捨てる」から「託す」へという考え方のもと、飼育相談や保護相談を受けながら、より良い解決方法を模索しており、断罪や排除ではなく、改善と共生を目指す社会づくりに取り組んでいる。
しかし、保護団体だけで受け入れられる頭数には限界があり、このような課題に対し社会全体で向き合う必要がある。豊中市の大阪シェルターを拠点に、大阪で保護犬の譲渡活動を続けてきた「保護犬シェルターanifare」ではこれまで、自社シェルターおよびイベント型譲渡会を通じて、累計32,000頭を超える保護犬を新しい家族へつないできた。
商業施設の中に設ける、常設の保護犬シェルター

今回、大阪で2拠点目として、商業施設の中に設ける常設シェルター「保護犬シェルターanifare 大阪イオンモール大日」がオープン。
買い物や食事のついでに立ち寄れる場所に保護犬の住処があることで、これまで動物福祉や保護犬と接点のなかった人にも、「知る」「出会う」「考える」機会を日常の中に創出。保護犬譲渡の活動拠点としてだけではなく、地域社会と動物福祉をつなぐ拠点としての役割を担っており、大阪に住んでいる人々に、気軽に足を運んでもらえる拠点を目指す。
受入頭数は40頭だ。

「保護犬シェルターanifare 大阪イオンモール大日」のコンセプトは、“保護犬 love and respect”。ここでいう“respect”とは、「尊敬する」という意味だけではなく、「尊厳を認める」という意味としても表現されている。
人間の尊厳を認めることはもちろんのこと、保護犬にも尊厳を認め、社会の中で役割を持てる存在として向き合うことが大切だと考えているという。
そして「保護犬シェルターanifare」では、「保護犬シェルターからhumane society(ヒューメイン・ソサイエティ)へ」という理念のもと、保護犬と関わる体験を通じて、命の大切さや社会課題について考える機会をつくり、地域社会とともに動物福祉に取り組みながら、世代や立場を超えた新しいコミュニケーションを生み出して、人と動物が共に成長できる社会を目指していく。
子どもボランティア体験も
また「保護犬シェルターanifare」では、小学生から参加できる子どもボランティア体験を実施。子どもたちは保護犬と関わる中で、「なぜ犬が捨てられてしまうのか」「犬の気持ちはどうなのか」「命とは何か」といったテーマに向き合う。
保護犬と触れ合う経験を通じて、「嬉しい」「楽しい」「悲しい」「悔しい」「かわいそう」「腹立たしい」など様々な感情を感じ、それを作文や絵、写真などの形で表現。こうした経験は、命や社会課題について考えるきっかけとなり、子どもたちが「人と動物が共に生きる社会とは何か」を自ら考える機会となるだろう。
「保護犬シェルターanifare」は、このような体験の積み重ねこそが、人と動物が互いの尊厳を認めながら共に生きる社会「humane society」の実現につながると考えている。
保護犬譲渡だけでなく、飼育相談、保護相談、子どもボランティア体験、地域との連携などの活動を通じて、動物福祉を社会全体で支える仕組みづくりに取り組み、地域とともに人と動物が共に生きる社会の実現を目指す「保護犬シェルターanifare」、そして新たにオープンした「保護犬シェルターanifare 大阪イオンモール大日」をチェックしてみては。
■保護犬シェルターanifare 大阪イオンモール大日
住所:大阪府守口市大日東町1-18 イオンモール大日 3階
収容頭数:40頭
保護犬シェルターanifare
HP:https://anifare.jp
公式Instagram:https://www.instagram.com/anifare_osaka
(佐藤ゆり)