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イオン株式会社

イオンの植樹は25周年。これからもお客さまとともに木を植え、育て、活かします

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「森の循環プログラム」が本格始動。事業を通じて持続可能な社会を実現します

1991年よりお客さまとともに行ってきたイオンの植樹活動が、本年25周年を迎えました。
イオンは本年10月からの1年間を「イオンの植樹25周年」とし、グループを挙げて森林資源に関するさまざまな取り組みを実施します。

「お客さまを原点に平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献する」ことを基本理念とするイオンは、経済成長の一方で大気汚染などの公害が社会問題となる中、自然の恵みを失うことは豊かさの根源を失うことであるとの危機感を抱き、地域に根ざす小売業としてできることを模索しました。そして1991年、マレーシアのジャスコマラッカ店(現 イオンマラッカショッピングセンター)の開店から、新店舗がオープンする際に近隣のお客さまとともに敷地内に植樹を行う「イオン ふるさとの森づくり」をスタートしました。国内では翌年、三重県のジャスコ新久居店(現 イオン久居店)から開始しています。

また、1990年に設立した財団法人イオングループ環境財団(現 公益財団法人イオン環境財団)は、自然災害や伐採などで荒廃した森の再生を目指し、アジアを中心とした世界各国で、地域のボランティアの方々と協力し植樹活動に取り組んでいます。

さらにイオンは、同財団の活動に加え、東日本大震災の復興支援に関する植樹などを実施し、2013年11月には植樹本数が累計で1,000万本を突破しました。これを機にイオンは、次の1,000万本に向けて、木を「植える」「育てる」「活かす」取り組み「森の循環プログラム」をスタートしました。

25年の歳月をかけイオンが植樹した11カ国での累計本数は1,117万本、参加人数はのべ111万人を超えています。3.6m間隔で1列に植えると、地球の赤道1周分となります。CO2吸収固定量(※1)は累計30,700トン(※2)となり、これは約6,000世帯の1年間の排出量に相当します。

イオンは「イオンの植樹25周年」を機に、「森の循環プログラム」をさらに加速させるため、グループを挙げて次のとおりさまざまな取り組みを実施します。

イオンの「森の循環プログラム」
イオンは2013年11月に植樹本数が累計1,000万本を超えたことを機に、「植える」「育てる」「活かす」活動として「森の循環プログラム」をスタートしました。「イオンの植樹25周年」では、同プログラムに基づき、森の循環がもたらす自然の恵みを私たちのくらしに役立てるためさまざまな取り組みを行います。

■植える・・・地域のため、未来のために、次の1,000万本に向けて木を植え続けていきます
■育てる・・・森を育て、森の循環がもたらす恵みによって、人々のくらしを豊かにすることを目指します
■活かす・・・適切に管理された森から生産された木材を、商品原料や店舗の資材に活用していきます

「イオンの植樹25周年」の取り組み(予定)

【植える】
◎「イオン ふるさとの森づくり」
イオンは新店舗がオープンする際に、その地域に自生する「ふるさとの木」の苗木をお客さまとともに敷地内に植樹する「イオン ふるさとの森づくり」を行っています。10月30日(日)には、12月にオープン予定のイオンモール長久手(愛知県)で、地域にお住まいの方々約1,300名の皆さまとともに約8,000本の苗木を植えます。

なおイオンの植樹は1991年、マレーシアのジャスコマラッカ店(現 イオンマラッカショッピングセンター)で実施した「イオン ふるさとの森づくり」からスタートしました。国内では翌年、三重県のジャスコ新久居店(現 イオン久居店)から開始しています。

◎10月15日(土)第1回「北京市密雲植樹」(公益財団法人イオン環境財団)
密雲は北京市北東部に位置しており、同市で使用される3分の2もの水量を供給する、華北地方最大の密雲ダムを有しています。同ダムの周辺住民及び北京市民の水資源を確保するため、水源涵養機能(※3)の向上を目指し、密雲地区で植樹を行いました。3年計画の第1回となった本年は、日中両国のボランティア800名の皆さまとともに、地域に自生する7,500本の苗木を植えました。

◎11月12日(土)第1回「大分県竹田市植樹」(公益財団法人イオン環境財団)
竹田市を囲む自然豊かな山々から湧き出る名水は全国的にも知られ、下流域の多くの人々の生活を支えています。こうした大自然の恵みを次世代に継承し、森林資源の確保と伐採跡地の森林の再生を実現するため、本年より3年計画で植樹を実施します。第1回は500名で7,400本を植える予定です。

【育てる】
◎三重県 森びと養成講座「森つなぎプロジェクト」
近年、国内林業において後継者不足が課題とされており、企業・行政・林業者が協働して課題解決を図る動きが見られます。「森つなぎプロジェクト」は、農山漁村振興・林業経営の課題に取り組む三重県と、林業にたずさわる仲間づくり・ネットワークづくりを行うNPO法人みやがわ森選組、また生物多様性保全や自然資本の持続的利用に取り組むイオンの3者が連携し、林業後継者の育成を目指す活動です。2014年にスタートし、森林・林業に携わる“森びと”を増やしています。本年は10月8日(土)よりスタートしており、13名の方々が、計18日間のカリキュラムを通して林業の安全管理や実務作業の学習や啓発イベントに参加します。

◎クリーン&グリーン活動(植栽帯の清掃・除草・施肥作業)

イオンは店舗周辺の町並みの美化に積極的に取り組んでいます。1991年から実施している「クリーン&グリーン活動」は、従業員がボランティアで店舗付近の公園や河川敷、公共施設などを清掃する取り組みで、2001年からは毎月11日の「イオン・デー」に実施しています。2014年度からは同活動の一環として、「イオン ふるさとの森」で植えた木々の植栽帯内の清掃や除草を行っています。

本年10月、イオンの植樹25周年を記念し、全国のグループ約1,000店舗の従業員が参加し、敷地内にある「イオン ふるさとの森」の清掃・除草・施肥作業を行いました。10月26日(水)には、2013年に50,000本の植樹を行ったイオンモール幕張新都心(千葉県)で、イオンの従業員約300名が参加し清掃作業を行い、3年が経過した木々の成長を確認しました。今後も将来にわたって愛される森づくりを目指します。

【活かす】
◎“木質”材料を活用した事業所内保育所やFSC(R)認証コンビニエンスストアを展開
本年度下期にイオンモールにオープンするイオンの事業所内保育所に“木質”材料の家具を導入します。なかでも園児が日々使う机や椅子には、環境に配慮し調達されたFSC(R)認証(※4)木材を使用し、同認証木材の利用を推進します。また一部の保育所では、実験的に床材をクッションフロアから木材仕様に切り替え、“木質”材料が持つ使い心地やメンテナンス性の検証を進め、展開を検討します。

ミニストップ株式会社は、国産FSC(R)認証材を使用した店舗を2009年に出店、商業施設としては日本で初めてFSC(R)認証を取得しました。以降、鉄骨材に比べ経済合理性と環境配慮を両立できることから、木造の標準規格として拡大してきました。2016年8月末現在、同認証木材を使用している店舗数は170店舗にのぼります。今後も新店舗を中心にこうした店舗の出店を推進し、2020年までに300店舗を目指します。

◎FSC(R)認証材を使用した商品の開発
イオンは生物多様性の保全と、森林資源の持続的な利用を目指し、FSC(R)認証紙を使用したノートなどを2008年から販売しています。また2011年からは、値札やタグといった使用頻度の高い副資材に、同認証の資材を使用しています。2015年には「トップバリュ」商品の包装資材に初めて同認証紙を使用しました。今後もFSC(R)認証商品の開発に積極的に取り組みます。

◎「FSC(R)ジャパン親善大使」ララちゃんとイオくんによるPR活動
株式会社イオンファンタジーのキャラクター、ララちゃんとイオくんは、2016年5月よりFSC(R)ジャパンの定める「FSC(R)ジャパン親善大使 」に就任。2016年9月にはFSC(R)フォレストウィークに参画し、同社が運営する子ども向けプレイグランド「スキッズガーデン」約50店舗にて、店頭に「森に関するクイズ」の掲載や「大きな折り紙でパンダを作ろう」のイベントを開催しました。今後もFSC(R)認証の普及啓発の一助となるべくさまざまな取り組みを行います。

◎「イオン ふるさとの森」を活用した環境活動

10月15日(土)、イオンモール千葉ニュータウン(千葉県)敷地内で、「イオンチアーズクラブ」(※5)の子どもたちが身近な動植物について学ぶ自然観察会を行いました。12名の子どもたちが千葉県自然観察指導員協議会の自然観察指導員のご案内のもと、同店の「イオン ふるさとの森」や都市公園で見られる植物や昆虫、野鳥の関係性を学習し、豊かな生物多様性を形づくる生態系ピラミッドについて知識を深めました。今後も「イオン ふるさとの森」を活かした環境活動を積極的に実施します。

◎環境展示会「エコプロダクツ」への出展
イオンは2002年より、東京で開催される日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ」に出展しています。15回目の出展となる本年は、「イオンの植樹25周年」をテーマに、木を植え、育て、活かしてきたグループの取り組みをご紹介します。

※1 CO2吸収固定量:
植物は光合成により二酸化炭素(CO2)を吸収し、その一部を炭素として体内に貯蔵しています。それをCO2吸収固定といいます。

※2 横浜国立大学名誉教授 横浜市立大学大学院特任教授 藤原一繪先生監修の自社基準に基づく。

※3 水源涵養機能:
森林の土壌が降水を貯留し、河川や湖沼に流れ込む水量を平準化して洪水や渇水を防ぐ機能のこと。

※4 FSC(R)認証:
適切に管理された森から生産された木材や紙であることを認証するのが「FSC(R)(Forest Stewardship Council(R):森林管理協議会)認証です。

※5 イオン チアーズクラブ:
公益財団法人イオンワンパーセントクラブの支援により、小学校1年生から中学校3年生までの子どもたちを対象に、環境に関する学習や体験の場を提供しています。全国のイオン店舗を拠点として、地域の子どもたちが月に1回程度集まり、イオン各店舗の従業員のサポートのもと、環境をテーマにさまざまな活動を実施。現在、全国約440クラブ、約7,900名が参加しています。

以上

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