数あるアルコール飲料の中でも、ビールは「太る」・「健康によくない」という考えをもっている人は多いだろう。しかし、The Institute of Brewing and Distilleryのジョージ・フィリスカーク氏によると、1日に1パイント(約570ml)のビールは、グラス1杯のワインよりも体に与えるメリットが多いのだという。
ビールがもつ利点は以下の通りだ。
1. ビールはワインよりもカロリーが低い
「ビールを飲むとビール腹になる」と考えられているが、実は、1パイントのビールのカロリーは、約180kcalと低め。赤ワインは250mlで160kcal、白ワインは150kcalだということを考えると、ビールの方がかなりヘルシーだ。
2. 運動後の水分補給にベスト
ビールは、運動後の水分補給を促す役目をもつカリウムや、新しい筋肉を育てるのに必要なビタミンBも豊富に含んでいる。
3. 食物繊維の宝庫
1パイントのビールには、1日に必要な食物繊維の約10%~30%が含まれている。これらの食物繊維は、お腹の中で健康的なバクテリアを育て、胃腸の働きを活発にしてくれるという。
不健康の代名詞とも思われていたビールがむしろ健康にいいというのは、ビール好きにとってはすぐにでもジョッキで乾杯したいほどの朗報。ただし、1日の摂取量の目安(女性は1パイント、男性は1~2パイント)を越えてしまうと、デメリットがメリットを上回ってしまうそうなので、飲みすぎには注意が必要だ。
参照元: Mail Online (英文)
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