人によく見られたいがために、つい見栄をはって本当は興味がないことにお金を使ってしまった…なんて経験のある人は多いはず。しかし、その頻度が高い人は要注意だ。米国・サンフランシスコ州立大学の研究によると、人から好印象を得るため何かをしようとする人は、幸せになれないという。
同大助教授のリャン・ホーウェル氏によれば、以前から人は物より人生経験のためにお金を使う方が、より他人とのつながりを感じることができ、幸福感を得られるということは明らかになっていたそう。しかし、最新の研究によって、“なぜその経験をしたいのか”も幸福度と関係があることがわかった。
調査では、素直に自分の欲求や興味にしたがって何をするか選んだ人は、そうでない人より幸福感を得ていることがわかった。このタイプの人は孤独を感じることが少なく、生き生きとしていることが多いという。逆に、他人に認められるために何かしようとする人は、心が満たされず、他人との関わりも少ない傾向があるということだ。
「何かを買うとき、自分自身にすべき最も重要な質問は“なぜ買おうとしているのか”ということだ。」とホーウェル氏は語っている。
参照元:Money can’t make you happy… if you are only spending it to impress others(2012年6月19日)-Mail Online
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