日本では年間約200万台の自転車が不法に放置されているという。放置自転車の時の経過を時計に見立て印象的に表現した新しいアートフィルム「SADDLE BLOSSOMS」が、世界3大広告賞の1つとも言われる「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル(Cannes Lions International Festival of Creativity)」のPR部門でSilver Lionを受賞した。
自転車シェアサービス「COGOO BICYCLE」がプロモーションのために発表したプロジェクト「SADDLE BLOSSOMS」。廃棄予定の自転車サドルを、植物を育てるプランターにリサイクルし、自転車が放置されている期間に育てた植物の成長を通じ、見過ごされている放置時間への気づきをつくるアートプロジェクトだ。
「SADDLE BLOSSOMS」は、このほかにも、数々の広告祭で受賞している。
30日間放置自転車を定点撮影してつくられた、サドルから育つ植物の神秘的な成長映像は必見!ぜひ、こちら(http://cogoo.jp/saddleblossoms ※音声が出る)から見てほしい。“見過ごされている時間を、鑑賞する対象へ。”自転車放置問題を考えるきっかけとなりそうだ。
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