2015年春、スターウッド ホテル&リゾートの最高級カテゴリーブランド「翠嵐(すいらん)ラグジュアリーコレクションホテル 京都」が開業する。
「ラグジュアリーコレクション」は、世界約100か国で1200のホテルを所有・運営するスターウッド ホテル&リゾートが展開する9つのブランドの中でも、最高級カテゴリーに位置付けられるホテルブランドで、今回が日本初進出となる。
「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル 京都」の位置する嵐山は、いにしえより風光明媚な景勝地として貴族が別荘を構え、世界遺産の天龍寺や渡月橋など、数多くの名所・史跡を擁す、格式ある歴史と文化に育まれた地として知られている。
中でも同ホテルは、翡翠色に輝く保津川越しに、司馬遼太郎氏が「目の前に、嵐山の翠巒(すいらん)が盛り上がっている。丘としては日本でもっとも美しい」(『街道をゆく』より)と称賛した、四季折々に美しい姿を現す嵐山の稜線を望める恵まれた立地にある。
この希少な地に創る新たなホテルは、その自然美を最大限に生かすことを目指しており、この地だからこそ実現できる世界観を、“翠嵐”という言葉に込めた。
平安時代より貴族の避暑地・別荘地として栄えた嵐山の土地にふさわしい、京文化の美とモダンデザインの融合を随所に施し、京都・嵐山で育まれてきた歴史や文化を継承・発展させながら、未来を開拓していく「継往開来(けいおうかいらい)」のコンセプトのもと、この地ならではの新たな体験を提供する。
嵐山の持つ自然美を最大限に活かした施設レイアウトに特長をもち、一枚の屏風絵のように窓一面に嵐山の絶景が広がる部屋や、翡翠色に輝く保津川と渡月橋を一望できる部屋、月見台を有する部屋、畳や専用露天風呂付きの部屋など、多様な客室を揃える。
さらに、敷地内には、文化的価値の高い和風建造物を再生したレストランや甘味処・カフェ、日本庭園を配し、日本文化に現代的なエッセンスを加えた空間と料理を提供する。