イケアの夏ならではの食の提案に、日本でも夏の夕べになると真っ赤なザリガニが食べたくなるという人が増えるかもしれない。
あなたもスウェーデン風の夏を体験してみない?
スウェーデン発世界最大級のホームファニッシングカンパニー イケアは、日本でも夏にザリガニを食べていただこうと、8月1日より期間限定で「食用ザリガニ」の販売を始めた。
そもそもスウェーデンでザリガニが夏に食べられるようになったのには訳がある。
19世紀初頭、湖にザリガニが多く生息していたスウェーデンでは、珍味として好評だったザリガニをヨーロッパの高級レストランなどのために、大量に捕獲・輸出していた。
するとザリガニは乱獲により激減、絶滅の危機にひんしてしまった。それゆえ、ザリガニを獲るのは8月と9月のみと決められるようになり、ザリガニは夏のお楽しみとなったのだ。
日本でも夏になると食べられるのは、イケアレストラン&カフェにて販売される「ザリガニプレート(3匹)」(399円・税込)。こちらは店内にてお召し上がりいただけるザリガニ。
また、スウェーデンフードマーケットにて7月下旬より販売中の「KRÄFTOR/クレフトル 冷凍ザリガニ(1000g)」(2490円・税込)は、ご自宅にパーティーなどでふるまっていただける冷凍のザリガニ。
スウェーデンではいまでも8月になるとザリガニパーティーが開かれ、チーズ、パン、エビ、パイなどが賑やかにテーブルに並べられる。
キャンドルの灯かりの中で行われるパーティーは、スウェーデンの蒸留酒「スナップス」で乾杯しながらエプロンととんがり帽をつけて行われるスウェーデンの夏の風物詩だ。
今年の夏の夕べは仲間と一緒に、イケアのザリガニでスウェーデン流のテーブルを囲んでみては?