日本出版販売は、2019年1月27日(日)、第1回「深海生物検定」を東京・沼津・名古屋・大阪の4都市で開催する。
「深海生物検定」は、個性的で多様な生態を持つ深海生物の知識を問う検定試験。
検定試験を通して未知なる深海世界とそこに住む不思議な生物についての知識を身につけことで、私たちの住む地球の魅力や生物の進化への理解が深まり、世界の見方が豊かになるという。
出題は、3級(初級)・2級(中級)の2階級で行われ、問題は公式テキスト「深海生物大事典」(成美堂出版発行)の内容が中心。
「深海生物大事典」では例えばどんな問題が出されているのか見てみよう。
【例題】3級
メンダコは、海中から陸上へ引き上げられるとどうなるといわれているか。
1.体が硬くなる
2.つぶれてしまう
3.墨をはく
4.身体の色がまっしろになる
正解は、2.つぶれてしまう。
テキストには答えの解説もあり、この問題の解説は「深海生物の中でも特に体が柔らかく、陸上に引き上げられるとぺったんこにつぶれてしまう。」となっている。
例題のように、問題形式はマークシートによる4者択一方式で、深海生物に関心があれば受験することが可能。
申込締切は12月12日(水)まで。公式サイトのほか、全国の主要書店店頭に設置される検定専用の願書でも受け付けている。
また本検定の初開催に伴い、10月6日(土)~14日(日)の期間、「謎解き深海標本展『ディープミステリー』powered by 深海生物検定」を東京・原宿のDESIGN FESTA GALLERYにて開催。
人気の高いメンダコや、日本ではなかなか見ることができない、いまだ生態に謎の多いスケーリーフットまで、100点を超える深海生物の標本展示と深海生物にまつわる謎解きが楽しめる体験型イベントとなっている。開催時間は11時~19時(最終日のみ17時終了)。入場料は、一般800円(税込)・小中学生500円(税込)・未就学児無料。
この機会に、神秘に満ちた深海生物の知識を身につけてみては?
■「原宿 DESIGN FESTA GALLERY」
住所:東京都渋谷区神宮前3-20-2