茶筌(ちゃせん)や茶道具、編み針などの竹製品づくりが盛んな奈良県生駒市にある高山竹林園で、10月12日(土)・13日(日)の二日間、第23回「高山竹あかり」が開催される。
「高山竹あかり」は、デザインを造形作家の長谷川政弘氏が、制作を地元産業組合が担当した竹の造形物を展示し、ロウソクの灯りで照らし出す企画。
普段味わうことができない幽玄な風景を生み出す、秋夜に浮かびあがる竹の造形物とろうそくのあかりは、一見の価値ありだ。
当日は、竹をより身近に感じられる体験型イベントも同時に開催される。
奈良県高山茶筌生産協同組合による、すべて大きなサイズの茶道具を使って行うお茶会「円楽大楽茶」は、13日(日)14:00~16:00に開催。
自分で点てて自分で飲む「お抹茶体験」は、12日(土)16:00~20:00に開催。他にも尺八やピアノの演奏、アンデス地方の民族楽器などのコンサートなども行われる。
「高山竹あかり」の開催時間は両日17:30~20:00となっており、12日(土)は17:00より点灯式が行われる。入場は無料。なお、雨天の場合は当日のプログラムは全て中止となる。
自然と静寂の中で、竹と灯りが創りだす風景をじっくり楽しんで。
■「生駒市高山竹林園」
住所:奈良県生駒市高山町3440
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