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300年前創業当初の味が蘇る!老舗の職人が作り上げた「かすみくろ酢」

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江戸時代初期にあたる寛永時代より、代々受け継がれる家伝書に記された酢造製法でお酢づくりを行なってきた老舗「庄分酢」。

このたび、約300年前創業当初のくろ酢を再現した「蔵付酢酸菌 かすみくろ酢」が発売され話題となっている。

昔ながらの「にごり酢」


伝統製法を受け継ぐ「庄分酢」の職人たちが知る、甕からあげたてのお酢本来のおいしさ。“いつか創業時の味を現代に蘇らせたい”、そんな強い情熱から「蔵付酢酸菌 かすみくろ酢」が生まれた。


「蔵付酢酸菌 かすみくろ酢」には、「庄分酢」の蔵に300年住み続ける蔵付酢酸菌の菌体そのものが入っており、独特の香ばしい風味とまろやかさがある。

現代では通常、お酢の見た目や流通慣習の観点から、瓶詰の際に濾過をすることによって、透明な状態で出荷する。この濾過の工程で取り除かれてしまう酢酸菌は、お酢の発酵には欠かせないもので、当時の人々は濁った状態のお酢を口にしていたという。

酢酸菌をあえて残した昔ながらのお酢は「にごり酢」と呼ばれ、最近ではその健康価値にも注目が集まっている。

こだわりの有機栽培玄米を使用


「庄分酢」のくろ酢の原料は米、水、麹の3つ。熊本県の契約農家の有機栽培玄米を使い、年に2回、春と秋の彼岸の時季に仕込まれる。

仕込み甕の中で、良質の麹菌が米を糖化させ、酵母菌の作用で酒となり、そして表面に張った酢酸菌の働きで酢に変化していく。職人たちが甕ごとに異なる菌膜の状態を見極め、我が子のように心を込めて手入れをして、ようやく出来上がるのが「蔵付酢酸菌 かすみくろ酢」だ。

300年前創業当初の味を自宅で


職人たちが丹精込めて作り上げた「蔵付酢酸菌 かすみくろ酢」は、12月16日(月)から「庄分酢公式オンラインショップ」ほか、本店および直営店で販売中。

価格は200ml/1500円(税別)。300年前から脈々と受け継がれてきた伝統の味をご賞味あれ!

『庄分酢公式オンラインショップ』( https://www.tokinokura.jp/ )

■「庄分酢 本店」
住所:福岡県大川市榎津548

■「発酵酢屋 庄分酢 GINZA SIX店」
住所:東京都中央区銀座6丁目10-1 B2F

■「ビネガーレストラン 時季のくら」
住所:福岡県朝倉市杷木林田1258-4

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