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【青森県旧名川町(南部町)】名久井岳東麓の白華山法光寺にも訪れて

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岩手県盛岡市

日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。

今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。

「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。

今回は、青森県旧名川町(南部町)を写真とともに紹介する。

Vol.373/青森県旧名川町(南部町)

南部町の旅を進めていき、次にやってきたのは旧名川町。まずは、「白華山法光寺」というお寺へ向かった。青森県立自然公園に指定されている「名久井岳」の東麓に鎮座する古刹だ。駐車場に着くと、団体の観光バスが停まっている。なるほど、観光ルートにもなっているようだ。そして、境内には背の高い木々が生えていて、その中に「縣立公園」と刻まれた大きな石碑があった。また、おそらく先ほどの観光バスの乗客であろう年配の方々が、お寺の中でご住職の説法を受けているようだった。自然に囲まれた境内はとても清々しく、ひっそりと私も参拝させてもらった。

法光寺へ。縣立公園の文字

立派な古刹だ

おへそにドクロのような装飾があった

市街地にも移動してみる

閑静な雰囲気

奥には名久井岳が聳えている

また、法光寺を訪れたあと、市街地にも移動していった。建物の看板から名川という地名も確認することができて、土地に根付く地名なのだなあとあらためて思う。曇り空だったので、市街地は比較的静かな雰囲気を感じたけれど、道路の先に聳える名久井岳をあらためて眺めることもできた。名久井岳は標高は615mと、ものすごく高いわけではないものの、ほかの山とは少し違う雰囲気を持っていた。その違う雰囲気とはなんだろうと考えていくと、わかるようでわからない。でも、違うのは違う。やはりこれは自然の存在が持っている力というもので、その目に見えない大きさを感じるのだった。

(仁科勝介)

写真家プロフィール

仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
仁科勝介公式Twitter:https://twitter.com/katsuo247
仁科勝介公式Instagram:https://www.instagram.com/katsuo247

  

  

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