予防医療で痛みのない社会を目指す「ジャパンヘルスケア」が、足腰の痛みや疲れの原因となる「足の歪み」の矯正を目的として開発したオーダーメイドインソール「HOCOH(ホコウ)」の販売を4月16日(木)より開始した。
「ジャパンヘルスケア」の代表は、日本初の“足総合病院”で、足の専門医として色々な足の悩みと向き合ってきた人物。
足専門の病院は、国内では数が少なく、3カ月待ちのこともあり、治療において重要な役割を果たすオーダーメイドインソールが手に入りづらいという問題があった。
しかし、今回スタートした新サービス「HOCOH」は、スマホで撮影した足の写真を送るだけでOK。医療者が写真を解析し、3Dプリンタを使って製造したオーダーメイドインソールを自宅に送ってくれる。
「HOCOH」最大の特徴は“硬さ”
「HOCOH」インソールは、欧米で広く処方されている骨格矯正を目的とした“硬い”インソール。柔らかいインソールだと、その場の痛みを抑えられても体重を支えきれずに歪みは整えられないが、硬いインソールであれば骨格を整えることができるという。足本来の形に整うと、むしろ快適に感じられるのだが、硬い分、歯の矯正と同じように、足に合わせたオーダーメイドが不可欠だ。
竹中工務店が主催した「TAKENAKAアクセラレーター」プログラムの支援のもとで「HOCOH」インソールの効果検証を行ったところ、このインソールを2カ月間使用した建設作業員や医療従事者など、足の疲れやすさを感じていた60人のうち約75%において足の疲れやすさが改善し、腰痛のあった49人のうち約50%において症状の改善が見られたとのこと。
この「HOCOH」インソールは、スリッパに入れて屋内でも利用が可能。外出自粛の今でも活躍しそうだ。販売価格は1万9800円(税込)。詳細は「HOCOH」で検索を。