ベジタリアンやヴィーガンの人はもちろん、健康志向の人にもおすすめの話題をお届け。
ベジタリアン・ヴィーガンの業界関係者による有志団体「Vege for peace(ベジフォーピース)」が、新型コロナウイルス感染拡大によって影響を受けているベジタリアンやヴィーガンの飲食店や生産者たちを支援する「#おいしいヴィーガンを未来につなぐプロジェクト」を立ち上げた。
デリバリーマップや通販のお店などを紹介
新型コロナウイルス感染症による自粛要請で、客足や売り上げが減っている飲食店。なかでも、外国人観光客やオーガニック食材など原価の高い材料に頼るベジ・ヴィーガンのお店は、特に影響が大きいという。
今回、そのような飲食店や生産者を支援すべく、日頃からベジ・ヴィーガンの普及推進で活躍する専門家や人気ヴィーガンブロガー、インフルエンサーなど全国の有志が集結して「Vege for peace」を発足。
同プロジェクトでは、様々な企画を実施。たとえば、テイクアウトやデリバリーが可能な全国のベジ・ヴィーガンのお店180店を順次掲載するマップを作成。また、通販を開始したお店などを紹介する支援サイトを開設した。
さらに、在庫を抱えてしまった新潟「まつえんどん」の玄米ピタパンを、有名料理家や浅草のヴィーガンカフェが新メニューとして採用する企画など、生産者と飲食店をつなぐマッチングにも力を入れている。
オンライン料理レッスンも開催
このほか「シェフ応援!オンラインヴィーガン料理レッスン」と題して、コロナ禍でオープンしたヴィーガンレストランのシェフを応援!ヴィーガン料理界のトップシェフ・大平哲雄氏による料理レッスンを、同氏が新しくオープンさせたレストラン「PEACE TABLE」からLIVE配信する。
主催はヴィーガン料理家の先駆者である野菜料理家・庄司いずみ氏の「庄司いずみベジタベル・クッキング・スタジオ」。開催日は6月6日(土)で、受講料は2200円(税抜)。現在同スタジオホームページにて申し込みを受付中だ。
ベジタリアンやヴィーガンのお店は、健康な食生活のためにオーガニック食材や伝統発酵調味料などの原材料にこだわっているほか、動物性食材を避けているため、体と心と地球にやさしいエシカルフードとしても注目されている。
新型コロナウイルス感染症をきっかけに、健康な体づくりや免疫力の向上に興味をもった人は「#おいしいヴィーガンを未来につなぐプロジェクト」をぜひチェックしてみて。