プラスチック削減に向けて、7月からレジ袋有料化が始まった。私たち生活者は今、さまざまな環境問題に直面している。
ニチバンの環境活動
身近な文房具であるセロテープのメーカー・ニチバンは、使用済み粘着テープの「巻心」を回収し、資源として再利用する環境活動「第11回ニチバン巻心ECOプロジェクト」を、 9月1日(火)~12月25日(金)の期間、実施する。
同プロジェクトでは、回収した「巻心」をダンボールにリサイクルして再利用するとともに、リサイクルによる利益金・同社からの支援金を「フィリピンでのマングローブの植樹・メンテナンス活動」「島根県邑智(おおち)郡・江の川流域での『森のしずく』保全活動」の2つの環境保全活動に役立てるという。
回収対象の「巻心」はメーカー不問
2010年に開始した同プロジェクト。現在、参加者は団体・個人を問わず全国各地に広がり、これまでの回収個数は累計371万2290個となっている。
回収対象となる「巻心」は、メーカーを問わず、市販のセロハンテープ・クラフトテープ・マスキングテープ・テーピング用テープ・医療用補助テープなど各種粘着テープの紙製のもの。
回収は、郵便・宅急便など参加者(団体)からの発送にて受け付ける。
参加者には賞品を進呈
個人参加者には「モリゾー・キッコロ オリジナルポストカード」および「花の種」(200人を超えた場合は抽選)を、参加団体には感謝状と「花の種詰め合わせ」を進呈!
応募方法は、必要事項を記載した「参加者シート」と一緒に、使い終わった粘着テープの「巻心」を、同プロジェクト事務局に送付すればOK。送料は参加者の負担となる。詳細は「ニチバン巻心ECOプロジェクト」特設WEBサイトを参照しよう。
「パラリンアート」の活動もサポート
また、同社では障がい者自立推進機構が推進する「パラリンアート」の活動をサポートしており、第11回目となる今回の開催にあたり、障がい者アーティストを対象にデザインコンペを実施。受賞作品を同プロジェクトの印刷物(ポスター・感謝状など)のデザインに採用している。
使い終わったテープの「巻心」で、環境活動に貢献しよう!