漫画・アニメが大きな話題を呼んでいる『鬼滅の刃』。この作品には鬼や神楽が登場する。そんな世界観に通じる日本文化に興味を持っている人にぴったりの無料講座が、11月15日(日)に開催される、島根の日本遺産オンライン講座「生きられる伝統としての石見神楽」だ。現在先着順で受講者を募集している。
島根県石見地域に伝わる神楽
本講座の演題は、古くから神話が根付く地・島根県をテーマとした「生きられる伝統としての石見神楽」。島根県西部の石見地域に古くから伝承される神楽にも、刀を持った神々が登場し、鬼退治をするストーリがあるのだとか。
日本遺産に認定された島根の文化財
島根県西部(石見地域)に伝承される大元神楽や石見神楽。また、石州和紙で作る神楽面、手刺し刺繍の衣裳など、全52件の文化財が、2019年に「神々や鬼たちが躍動する神話の世界~石見地域で伝承される神楽~」として日本遺産に認定された。
石見地域の神楽は、それぞれの地域で伝えられてきた神へささげる古来からの神楽を守り続ける一方で、時には新たな舞を創造し、発展してきたという。
本講座では、石見神楽の躍進のきっかけとなった大阪万博「大蛇(おろち)」上演ヒストリーを交えながら、観る者を魅了し、石見地域の人々の生活に息づく「生きられる神楽」の世界に迫っていく。
講師を担当するのは、民俗学・文化人類学を専門とする成城大学文芸学部教授・俵木 悟氏。
ZoomでLIVE配信
「生きられる伝統としての石見神楽」の配信期間は、11月15日(日)14時~15時で、Zoomウェビナーを使用したLIVE配信となる。定員は500名で、先着順で事前申し込みを受け付ける。
なお申し込みは11月8日(日)23時59分までとなっており、11月9日(月)以降も空席があれば申し込みを受け付けるという。
受講者プレゼントも
受講者全員プレゼント「石見神楽カード」や、アンケート回答者への神楽図録、島根県特産品の抽選プレゼントなどもあるので、詳しくは「よみうりカルチャーホームページ」の申し込みページで確認しよう。