もうすぐやってくるクリスマス。クリスマス気分を盛り上げるのにぴったりな絵本『サンタクロースっているの? ほんとうのことをおしえてください』が、金の星社から10月末より発売中だ。
「世界で最も有名な社説」が絵本に
同書は、123年前にニューヨーク・サン新聞の記者が答えた「世界で最も有名な社説」がもとになった絵本。
1897年、8歳の少女バージニアがサン新聞に送った質問に、記者が社説に掲載する形で答えた世界的名文を、絵本作家のいもとようこ氏が絵と翻訳を手掛けた一冊だ。
子どもだけでなく大人の心にも響く答え
友だちから「サンタクロースなんていない」と言われた8歳の少女、ローラ・バージニア・オハンロンは、パパからアドバイスを受け、新聞社に手紙を書いた。
子どもならだれもが一度は抱くこの質問に答えたのは、サンの論説委員だったフランシス・P・チャーチ。
チャーチが社説に書いたその答えは、子どもはもちろん、大人にとっても心に響く、けっして忘れてはならないことだったという。同書ではこの話の英語原文と、いもとようこ氏の訳が絵本のなかで両方楽しめる。
『サンタクロースっているの? ほんとうのことをおしえてください』は1,400円(税抜)。子どもだけでなく、大人も手に取ってみたいクリスマス絵本だ。
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