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NYでの個展開催も果たした19歳の自閉症アーティスト「GAKU」の展覧会開催

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東京・有楽町マルイ8階のイベントスペースにて、福祉施設「アイム」に所属する19歳の自閉症アーティスト「GAKU」の個展「by GAKU Yurakucho OIOI 2020」が、11月24日(火)~12月6日(日)の期間、開催中だ。

ニューヨークで個展開催も果たした自閉症アーティスト

「GAKU」は、川崎市在住の自閉症アーティスト。本名は佐藤楽音(がくと)。3歳の時に自閉症と診断され、最新の療育を求め4歳の時に家族で渡米。14歳で帰国し、父親が彼のために設立した発達障害の福祉施設「アイム」が運営するフリースクール「ノーベル高等学院」へ入学し、絵を描くことに目覚める。現在は生活介護「ピカソ」に在籍し、プロのアーティストとして、年間約260枚という驚くべきペースで日々精力的に絵を描き続けており、ニューヨークでの個展開催も果たした。

絵を描くことがコミュニケーション

IQ25の知的障害を伴う重度自閉症と診断されていて、言語能力は現在でも4~5歳程度でしかなく、言語を介したコミュニケーションが苦手。しかし、自分自身を受け入れて、絵を描くというコミュニケーションツールを手にし、作品を通して彼自身の感性を伝えている。

今回の個展では、160平米の会場を埋め尽くす大型作品15点を展示する。入場は無料。

新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止のため、急遽、中止・営業時間の変更を行う場合があるので、詳細は有楽町マルイ公式サイトで確認を。

個展に足を運び、GAKUからのメッセージを受けとめてみては。

■「有楽町マルイ」
住所:東京都千代田区有楽町2-7-1

※おでかけの際には十分な感染症対策をお願いいたします

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