コロナ禍で10代の妊娠相談が急増しているという。相手に流されないために知っておきたい、10代からの性の基礎知識が詰まった本『大切なのに誰も教えてくれなかった 女子の心と体のトリセツ』が、大和書房から11月21日(土)より発売中だ。
「性教育」の遅れが高めるリスク
知識がないまま性行為を行い、望まない妊娠に至るケースは少なくない。学校の「性教育」では、性行為や避妊はほとんど取り扱われていない現状がある。性行為に関する知識は親にも聞きづらく、友人やネットの曖昧な情報に頼らざるを得ないのが現状なのだそう。
著者である助産師の神藤多喜子氏は、流れで性行為に至り、妊娠リスクで後悔している女子たちを多数見てきた。そのたびに、10代から女子の心と体の正確な知識を広めることが必要だと感じてきたという。
マンガとイラストで分かりやすく解説
同書では、マンガとイラストで生理や避妊・妊娠・出産など、誰も教えてくれなかった“性の基礎知識”を分かりやすく解説。助産師だからこそ言える、女子がしあわせになるための知識と習慣について触れている。
基礎体温の記録など、具体的に女性ホルモンと上手に付き合っていくために身につけておきたい<女の子の毎日がしあわせになる10の習慣>も紹介。基礎体温をつけることで、女性ホルモンがちゃんと分泌されているか、排卵があるか、次の生理はいつ頃くるかなど、さまざまなことがわかり、10代のうちから習慣にしておくことで、女子特有の心と体のバランスをうまく取れるようになるという。
10代だけでなくすべての女子たちへ
同書は、そのほか、<女の子のホルモンってなに?><誰にも言えない悩みができたら><心のバランスをとろう><知っておきたい妊娠・出産のきほん>の全5つのチャプターで構成されている。
『大切なのに誰も教えてくれなかった 女子の心と体のトリセツ』は1400円(税抜)。10代女子はもちろん、はじめての彼氏ができた人、生理が始まったばかりの子どもへのプレゼントなどにもオススメの一冊をチェックしてみて。