時事通信社から、ひきこもり当事者と家族を支援してきた監修者が当事者のことば・行動をまとめた『ひきこもり国語辞典』が、3月22日(月)に発売される。また、同書のオビには、お笑い芸人の髭男爵・山田ルイ53世さんが登場。
ひきこもり当事者のことばや行動がわかる
「なぜ、あの子はひきこもったのか?」苦悩する家族におくる“当事者の声”。
『ひきこもり国語辞典』1600円(税別)は、監修者の不登校情報センター代表・松田武己氏が25年にわたり書き留めた、当事者のことばや行動を集めた一冊。
松田氏は、教員向け月刊誌の編集者として約10年不登校問題に取り組んだ後に独立し、1995年に「不登校情報センター」を設立。その後は、フリーの編集者として教育関係の書籍の制作に携わりながら不登校やひきこもりなどに悩む人の相談を受け、ひきこもり経験者の仕事おこしや就労支援なども行っている。
4コマ漫画・五七五で笑いもお届け
同書では、年齢・性別・ひきこもった背景もさまざまな当事者が発した、リアルなことばと行動を550語以上も収載している。
「やればできる!」「愛され願望」「家の中に敵がいる」「期待しないで下さい」など、
ひきこもり当事者による4コマ漫画と五七五では、ひきこもりの悲哀がユーモアたっぷりに描かれている。
さらに、KHJ全国ひきこもり家族会連合会広報担当理事で、長年ひきこもりを取材しているジャーナリスト・池上正樹氏と松田氏が「ひきこもり」について語るコーナーも必見。同書を読んで、思わず納得しながらポストコロナ時代の「ひきこもり」はどうなるのか考えてみては。
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