「ウチノ板金」は、ドローンで屋根点検をして被災地を支援する「三方よしの屋根点検」プロジェクトの公式ホームページを開設した。
屋根を点検して被災地支援
近年猛威を振るう自然災害によって、災害後に家屋の『屋根』に被害が及ぶことも多いが、事前に屋根点検をしておくことで被害を軽減させることに繋がるのだそう。
そこで、「ウチノ板金」が2020年4月にスタートさせたのが、「三方よしの屋根点検」プロジェクト。屋根修理専門業者がドローンを使って屋根を点検し、費用を日本赤十字社を通じて被災地に寄付するというもので、現在、北海道から鹿児島県までの屋根専門業者28社が賛同している。
点検費用5,000円のうち、サイト手数料を差し引いた全額4,630円が寄付され、開始から1年で寄付した金額は120,500円になるという。
「売り手よし、買い手よし、世間よし」
同プロジェクトを利用すれば、台風シーズンなどを前に屋根点検をして災害に備えて準備ができるほか、地域の屋根専門業者と繋がることで悪徳訪問販売業者から身を守ることにもつながり、安心して生活できるようになる。
また、自宅の屋根の状態を画像で知ることができるのもポイント。
自宅の屋根点検をすることはもちろん、両親や親戚、友人など大切な人への贈り物としてもおすすめだ。
屋根専門業者にとっても、地域の人たちと繋がりができるきっかけとなるほか、利用者も自然災害で甚大な被害を受けた被災地への支援をすることができる「三方よしの屋根点検」。「売り手よし、買い手よし、世間よし」という「三方よし」の精神を、日本各地域の屋根専門業者が進めるプロジェクトとなっている。
日本全国を網羅し自然災害の被害を抑える
同プロジェクトでは、今後も同じ志をもった賛同会社を募り、日本中すべての地域でサービスが提供できることを目指している。また、自然災害時には屋根のプロフェッショナルのボランティアとして該当地域で支援活動を行い、コミュニティーで日本各地の情報を共有し、自然災害の被害が少しでも減るよう活動していくという。
「三方よしの屋根点検」プロジェクトの詳細は、公式ホームページでチェックしてみて。