東京・池袋にある「SKY CIRCUS サンシャイン60展望台」では、5月26日(水)18:30から、国内観測が約3年ぶりとなる皆既月食にあわせて皆既月食観賞会を開催。2021年で最も月が地球に近づくこの日、今年最大の明るい月(スーパームーン)が皆既月食となる様子が鑑賞できる。
鑑賞会では星空写真家・成澤広幸氏による解説も
月食は月が地球の影に入ることによって起こり、完全に影に入り込む月食のことを「皆既月食」と呼んでいる。国立天文台のホームページによると、皆既月食時に月は真っ暗にならず、地球の大気を太陽光が通過する際に波長の長い赤い光が屈折し、赤銅色と表現されるようなほのかな赤黒い色で観察されることが多いのだとか。
今回の皆既月食は、部分食の始まりが5月26日(水)18:44頃、皆既食が20:09頃~20:28頃(食の最大20:18頃)、部分食の終わりが21:53頃と予測される中、鑑賞会は18:30~21:30に開催。
屋上に設置した天体望遠鏡の映像をモニターに映し出し、星空写真家・成澤広幸氏による皆既月食やスーパームーンについての解説も楽しめる。
前後数日間も明るく大きな月が鑑賞できる
また、5月24日(月)~27日(木)には「スーパームーン!皆既月食も!」を開催。スーパームーンとなる26日(水)の前後数日も明るく大きくなる月を、海抜251mの高さから楽しむことができる。なおこの期間の月の出は、5月24日(月)16:07頃、25日(火)17:22頃、26日(水)18:38頃、27日(木)19:54頃。日の入はいずれも18:49頃の予定。
どちらも料金は展望台入場料のみ。この期間に、日本百名月認定登録地の「サンシャイン60展望台」から望める美しい光景に心を癒されながら、幻想的な瞬間を素敵な思い出として写真に収めてみては。詳細は、「SKY CIRCUS サンシャイン60展望台」の公式サイトで確認を。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、状況により変更になる場合がある。
※気象状況により見れない場合やモニター投影用の天体望遠鏡を屋上に設置できない場合もある。