福井県の木活木育推進施設「ウッドラボいけだ」と、広島県のデザイン事務所「CENSA.inc」が協同し、今までにない“リバーシ”を開発中!6月末まで、来場者の意見や手を借りながら、オープンなプロダクトデザインを行っていく。
モノづくり×デザインのプロが協同
福井県池田町は、面積の9割以上を森林が占めることから、木活・木育を推進する施設が多くある地域。
その中の一つ「ウッドラボいけだ」と、広島県にあるデザイン事務所「CENSA.inc」が協同して、現在、池田町産材を活用した新商品「リバー・シー・グラウンド」の開発を行っている。
自然をイメージしたお洒落なデザイン
「リバー・シー・グラウンド」は、誰もが遊べるリバーシをベースに、三角形の駒を用いて、挟み方も縦横二方向から三方向になっている新しいボードゲーム。大地、川、海、山などの自然をイメージしてデザインされており、三角錐の立体的な駒もある。
細かい材質やルールはこれから決定
この「リバー・シー・グラウンド」は、三角形という駒の形とボードの形は決まったものの、木材の材質や、細かいルールなどは未定。5月2日(日)〜6月末の期間、「ウッドラボいけだ」に来場した人に実際に遊んでもらい、その意見も参考に開発を行っていく。
さらに、県内のカフェや保育園などにもリバーシを貸し出し、遊び方などについての意見を集めているという。
大きなリバーシ作りも進行中
また、商品とは別に、3mの大きなリバーシ遊具をつくる計画も進行中。1辺約27センチの駒を6月中に54枚揃えていく。
「ウッドラボいけだ」では、1駒500円の『駒づくりワークショップ』も実施しており、三角形の駒を切り出した後は電熱ペンでイラストなどを描いて楽しめるという。
木望の森100年プロジェクトの池田町で開発中の、新しい“木製リバーシ”をチェックしてみて!
■ウッドラボいけだ
住所:福井県今立郡池田町池田9-6-1