城山博文堂から、名前の一部が干支のデザインになった、日本初となるハンコ「十二支の印鑑・干支はん」が6月7日(月)より発売開始された。
自然な形で干支をデザイン
同商品は、文字(名前)の一部を自然な形で干支のデザインに変えた、注文ごとにデザイン制作するオーダーメイドのハンコ。
一般的な認印としてはもちろん、銀行印としても登録できる。
多くの人に関連性がありプレゼントにも最適
同社は現在までに、名前の一部が猫や犬のデザインになった「ニャン鑑」「ワン鑑」をはじめ、同様のコンセプトとなる商品を複数発売してきた。特に「ニャン鑑」は累計3万本以上のヒット商品となるなど、人気を集めている。
そんななか、注文時にデザインの希望のない場合が多い(同社に任せての制作)、プレゼント用としての購入の割合も多い、との事例から、まだまだ潜在的な購入希望の人が存在するものの、どのようなデザインが良いかわからず躊躇している人が多数いると考えたという。
そこで、どんな人にも関連性があり、かつ自分や相手の情報として明確な干支(十二支)を提案することで、躊躇なく購入を考えてもらえるのではないかと、同商品を開発した。
校正時の修正は基本的に無償
同商品は、注文時に入れる干支を確認後、同社に任せる形のほか、場所やポーズなどの希望があればそれに沿ってデザインが可能。
任せる場合には、名前(文字)全体を眺めて、どの部分にどんなポーズの干支デザインであれば違和感がないかを考え、いくつかの案を考えたのち、最良と思えるものを注文客に提示。
デザイン希望がある場合には、それを基に、違和感が出ないようアレンジを加え制作する。
注文客に校正確認、OK後に加工作業に移るが、校正時点での修正依頼に関しては、基本的に無償対応だ。
認印や銀行印にもOK
「十二支の印鑑・干支はん」は、宅配の受け取りや回覧印などの認印のほか、印鑑タイプであればほとんどの銀行で登録可能のため、銀行印としても使用可能。
ただし、印鑑登録(実印)の可否については「印鑑条例」により“名前以外の情報(マークなど)があってはいけない”ため、一見それとわからない程度のデザインであれば登録の可能性があるとしている。
なお、前出の「ニャン鑑」においては、登録事例があるという。
価格は「浸透印タイプ(シャチハタ社製・9ミリ丸~)」4,000円~、「印鑑タイプ(本柘製など・12ミリ丸~)」5,200円~(いずれも税込)。
webサイト「おもしろMY印鑑」にて受注・製作販売されており、納期はデザインに約1週間、校正後加工にシャチハタで約10日~3週間、印鑑で約2週間かかる。
ユニークでオリジナル性の高いハンコを手に入れてみては。