横浜市中区にある「haishop café(ハイショップカフェ)」に、「無添加 かき氷」10種類が新メニューとして登場。
食品ロス削減のために市場に出回ることができなくなった食材をはじめ、フェアトレードの食材を使用するなど、調達・環境・社会に配慮して作られたかき氷となっている。
体にも地球にも優しい手作りシロップ
「無添加 かき氷」のかき氷シロップは、全てシェフのオリジナルで手作りのものを使用。フェアトレードの砂糖を使用し、旬の果物をコンポートにして作られた、体にも地球にも優しいシロップを楽しめる。
メニューには、豆乳で作られた練乳をかけて食べる定番の「いちごのかき氷」や、「パイナップルジンジャーのかき氷」をはじめ、アルコールと一緒に味わう大人のかき氷もラインアップしている。
“規格外野菜”を使ったかき氷がおすすめ
今回、特におすすめしたいのが、“規格外野菜”を使ったかき氷。
一番果と呼ばれるトマトは、育て方によっては摘果されることもあり、養分が集中することから大きく育つことが多いが、その分、地表についたり、隣の実と擦れてしまい傷がつくことも多く、市場にだせなくなるものもあるという。
こうして“規格外”となり、販売できなくなってしまったトマトの行き場に困っているという話を農家から聞き、「規格外トマトでつくる“ガスパチョ風かき氷”」が誕生。
フレッシュトマトをそのまま凍らせたものをかき氷にし、フレッシュトマトを添えて仕上げている。
傷がついた“ハネ品”のすだちを使用
また、野菜は少し傷がついているだけで“ハネ品”と言われ、飲食店などに卸すことができなくなる。しかし、傷は取り除き、調理すれば美味しく食べられるもの。
「すだちを使った大人のかき氷」は、そんな“ハネ品”のすだちを使用したシロップをかけた一品。シロップ漬けにしたすだちも一緒に味わうことができる。
お酒が好きな人は、“ジン”をかけて楽しむのもおすすめ!
有機抹茶やコーヒーゼリーのかき氷も
そのほか、静岡にて有機栽培で育てられた抹茶を使用した抹茶シロップを、あんこや白玉と一緒に味わう「有機抹茶のかき氷」や、
フェアトレードコーヒーを使用し作られたコーヒーシロップ・コーヒーゼリーを楽しめる「コーヒーゼリーのかき氷」も用意。
様々なストーリーが詰まったかき氷は、地球の未来を考えるきっかけとなりそうだ。
完全無添加のシロップと規格外の野菜で楽しむ、体にも地球にも優しい夏のメニューを試してみては。