全国約40エリアで地方創生事業のプロデュースを行う「さとゆめ」と、学校法人瓜生山学園 京都芸術大学、兵庫県宍粟市が連携・協働し、地域課題の解決を目指すプロジェクトをスタートした。
アート・デザインの力で地域を後押し!
兵庫県中西部にある宍粟市は“森林から創まる地域創生”をスローガンに、豊かな自然資源を活かした新たな人の流れの創出に向け、様々な挑戦に取り組んでいる。
また、「播磨国風土記」にも記された日本酒発祥の地として“発酵”を軸にした商品開発・ブランドづくりなどにも力をいれているという。
そんな宍粟市の挑戦を、ワカモノ・ヨソモノ視点で地域の魅力を掘り起こし、アート・デザインの力を使って後押しするプロジェクトがスタート。同プロジェクトは、京都芸術大学の学生約30名と進めていく。
7月には現地フィールドワークを実施
緊急事態宣言が明けた7月には、学生たちが宍粟市を訪れ、現地フィールドワークを実施。
実際に足を運び、地域の人にこれまでの取り組みやこれからの展望を取材しながら、自分たちの得意分野と地域ニーズをどう掛け合わせ、プロジェクトをかたちづくっていくかを企画していく。
さらに、今後も定期的に宍粟市を訪れながら、仮説検証をくりかえし、学生主導でプロジェクトを推進。年度末には成果報告会も行われる。
関係人口として宍粟市に関わり続ける存在に
学生たちはプロジェクトを通じた課題解決だけでなく、ただの観光では出会えない人・場所に触れ、宍粟市の様々な魅力や課題を知り、プロジェクトを通じて地域の人々と協働していく。
地域に深く飛び込むことで、まちに関わり続けるきっかけにもつながりそうだ。
なお、プロジェクト活動の様子は継続的に発信されるとのこと。地域に新たな風を吹き込む、大学生の挑戦に注目だ。
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