埼玉工業大学は、先端科学研究所主催による『第19回若手研究フォーラム』を8月11日(水)9時~18時にオンラインで開催する。
今年は、東北大学 多元物質科学研究所 本間 格教授により「脱炭素ビジネスと産業競争力に重要な蓄電池技術の展望」と題して基調講演が行われる。
また、特別講演が6件、34件の一般講演と24件のポスター発表が実施される予定。次のような基調講演・特別講演が行われる。
発表プログラムの概要
■基調講演
「脱炭素ビジネスと産業競争力に重要な蓄電池技術の展望」
本間 格(東北大学 多元物質科学研究所 教授)
■特別講演
「歩行困難者のためのモビリティロボットの研究」
五味 伸之氏(埼玉工業大学 工学部 機械工学科 講師)
「エレクトロニクスにおける電磁場解析技術の応用」
藤田 和広氏(埼玉工業大学 工学部 情報システム学科 准教授)
「『新型うつ』とは何だったのか?-心理学から挑む『新型うつ』現象-」
村中 昌紀氏(埼玉工業大学 人間社会学部 心理学科 講師)
「STEM教育研究プロジェクトの報告」
松田 智裕氏(埼玉工業大学 基礎教育センター 教授)
「金属ナノ粒子修飾カーボン材料の創成と電気化学への応用」
丹羽 修氏(埼玉工業大学 先端科学研究所 教授)
「使用者と協調動作する歩行補助パワーアシスト装置の研究開発」
長井 力氏(埼玉工業大学 工学部 機械工学科 准教授)
多数の研究発表を活発に展開
同フォーラムは、毎年、学内の研究者による特別講演や、大学院生の中間発表、学部生の卒業研究の途中経過発表などの重要な場として、多数の研究発表が活発に行なわれている。
同大学は、こうした研究活動の発表の機会を通して、地域社会に貢献できる産学官共同研究につなげることを目指している。
領域横断的な議論・対話で新たな産官学連携へ
多彩な領域にわたる研究成果の発表は、本学の理念である「テクノロジーとヒューマニティの融合と調和」の実現に寄与するもの。同大学はまた、領域横断的な議論・対話を通じ、新たな産官学連携を推進していくという。
今回も昨年に続き、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を受けてオンライン形式も取り入れて、WEB発表も併用しての開催になる。
『第19回若手研究フォーラム』の詳細は、埼玉工業大学公式ホームページで確認を。気になる人は、チェックしてみて。