トレンドニュースサイト STRAIGHT PRESS【 ストレートプレス 】

MONO

「UNROOF」が中川政七商店と共同開発した財布の追加生産を受託

このエントリーをはてなブックマークに追加


ジョッゴは、障がいを持っていても自分を信じられる社会創りをコンセプトに、発達・精神障がいを持った職人が革製品の生産を受託する事業UNROOF(アンルーフ)を運営している。

UNROOFが、1716年創業の老舗「中川政七商店」と協業し開発した「こはぜ留めのコンパクト財布」は、「中川政七商店」の財布ジャンルにおいて売れ筋ランキング上位に入る商品だ。

共同開発と追加生産受託の背景

ジョッゴは、健常者・障がい者という区別をせず障がいを一人ひとりの個性と捉え、一職人として自分に誇りをもつことのできる社会づくりをUNROOFの事業目的としている。「中川政七商店」は、“日本の工芸を元気にする!”というビジョンを掲げ、モノづくりに対し強い想いを抱いている。

同社には、UNROOFの革職人が手がけるモノづくりへのこだわりと、UNROOF事業の事業目的に共感、両者にて「こはぜ留めのコンパクト財布」を共同開発し、同商品の生産をUNROOFにて受託することになった。また、この財布は「中川政七商店」のオンラインショップおよび直営店舗で昨年夏に販売されて以降、利用者から好評を得ている為、追加生産の受託が決定した。

品質へのこだわり


製品は一つひとつ、職人が裁縫をすべて手作業で行っている。利用者に長年愛用してもらえる製品にするべく、製法、革の品質にこだわっている。

財布のコンセプトに適した製法


コンセプトは必要十分な機能だけに絞ったコンパクトな財布。裏地を使用せず、革を0.8ミリまで薄くすることによってコンパクトさを追求。オールレザーで仕上げているため高品質でありながらも、価格を抑える製法を実現した。

持続可能な生産

日本で食用に飼育され食用後に余った牛皮を原材料にして兵庫県姫路市で作られたオルフェという国産レザーのみを使用。生産工程においては、植物由来の染料で革を染色し、染色工程で使用された水は浄化装置を必ず通すことにより、環境になるべく負荷がかからないサステナブルな生産を行っている。

「こはぜ留めのコンパクト財布」は「中川政七商店」オンラインショップおよび直営店舗で購入可能だ。また、価格や商品の詳細は「中川政七商店」のオンラインショップで確認を。

気になる人は「こはぜ留めのコンパクト財布」をチェックしてみて。

最新情報をTwitterで受け取ろう!
最新情報をFacebookで受け取ろう!
前の記事
一覧へ戻る
次の記事