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環境と生態系に配慮したコーヒーロースターOverview Coffeeの日本公式ECサイトが開設

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「食」の観点から自然と人と文化の持続的な共存関係を目指すTerrainは、ポートランドで発足したスペシャルティコーヒーロースター「Overview Coffee(オーバービューコーヒー)」の日本公式ECサイトをオープンし、日本国内でのコーヒー豆の販売をスタート。9月9日(木)より購入予約を開始しており、9月下旬からの販売を予定している。

リジェネラティブ・オーガニック農法の推進


「Overview Coffee」は、コーヒーの栽培方法を見つめなおし、土壌の再生と気候変動問題の解決へ寄与することをミッションに、ポートランドで2020年に発足。プロスノーボーダーであり環境保護に情熱を燃やすAlex Yoder氏によって設立された。


地球温暖化の抑制に対して最も効果的と言われるリジェネラティブ・オーガニック農法、または同農法に切り替えを検討している農家によって生産された豆を専門に扱っており、生産地域のテロワールをコーヒーに反映させるよう、素材の特徴が活きるシンプルな焙煎をしたコーヒーを生み出している。

リジェネラティブ・オーガニック農法とは、農薬等の不使用によって農地に害を与えないということのみならず、土壌を修復・改善しながら自然環境の回復を目指す農業のことだ。

100%カーボンニュートラルを目指す


コーヒー業界の100%カーボンニュートラル化を目指している「Overview Coffee」は、流通におけるCO2排出量を減らすため、日本焙煎所を広島県尾道市に設立。同焙煎所では、Loring社S15/Loring社が特許を取得したガスの内部循環技術により、従来の焙煎機と比べて消費エネルギーの約75%削減が可能に。CO2排出量抑制につながっている。

また、包装等にリサイクル可能素材を採用し、周辺農家と提携してコーヒー粕を肥料にするなど、地域環境への配慮をした取り組みも実施している。

環境や生物多様性に配慮したコーヒー2種

今回発売する商品は2種。


ホンジュラスのマルカラ地域で、小規模コーヒー農家の発展を目的として立ち上げられたCafé Orgánico Marcala(COMSA)。COMSAのメンバーは水と土壌の管理を適切に行い、地域の植物や野生生物へ配慮したコーヒー作りを行っている。「LATIN AMERICA(ラテン アメリカ)」は、苦味と酸味のバランスが良く、ナッツキャンディーの様な甘さとダークチョコレートのような口当たりが特徴だ。


「DECAF(デカフェ)」は、コロンビアのウィラ地域で生物多様性に配慮し育てられ、USDAオーガニックとレインフォレスト・アライアンス認証を得たコーヒーを使用。カナダ、バンクーバーにて、化学薬品を使わずにカフェインの除去が行われ、その後焙煎所に届けられている。カラメルのような甘さとナッツ感が特徴で、カフェインを取りすぎた日の代替えや夕食後のデザートと共に飲むのがおすすめだ。

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