主婦の友社は、書籍『いまさら聞けない箸の持ち方レッスン』を10月1日(金)に発売した。
誰でも美しく持てる「予約のとれない箸教室メソッド」を全公開していて、箸コンプレックスをもっている人必見の内容だ。
注目される箸づかい
婚活、就活、小学校受験、自分磨き、学び直しで、箸づかいが注目されている。「コロナ禍で会食する機会が減った今のうちに、美しい箸づかいに変身しよう!」という人も増えているという。そこで、予約のとれない箸教室のメソッドを、自宅で習得できる一冊ができた。
著者は、台所文化伝承家で「つながるキッチン」代表の中原麻衣子さん。
これまでにないメソッドで箸の美しい持ち方を教える「箸の持ち方教室」が評判になり、子どもから大人まで多くの人が参加し、わかりやすさと親しみやすさで注目されているという。
同書の内容の一部を紹介しよう。
箸の長さは合っている?
手の大きさに合った箸がいちばん持ちやすく、見た目も美しいといわれている。
手に合う箸の長さは「一咫半(ひとあたはん)」。親指と人さし指を直角に広げた長さが一咫で、それを1.5倍した長さが一咫半。ふだん使っている箸の長さは、手に合っているのか確認してみたい。
箸を美しく持てている?
「下の箸が親指のつけ根にのっている」「中指は下の箸に触れない」「手のひらに卵が入るくらいの空間がある」ほかにもチェック項目はあるが、これだけでも案外できていないもの。1日5分トレーニングしていくと、目に見えて変わっていくという。
大切なのは中指の動かし方
箸を動かすときに大切なのは、不自然な力がどこにも入っていないこと。中指で箸を上げ、中指で箸を連れ帰る。下の箸は動かさず、上の箸だけを動かす…。箸を正しく動かせば、食べ物は自然に美しくはさまるという。
『いまさら聞けない箸の持ち方レッスン』は、Amazonで購入可能。
他にも箸の持ち方、動かし方だけではなく、同書には知っておきたい箸づかいのタブーや会食での取り分けなど、役立つことがいっぱい。美しい箸づかいや所作を身につけるきっかけになりそうだ。