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世界最大の“和紙”限定の国際版画展「アワガミ国際ミニプリント展2021」が徳島県で開催

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1300年の歴史を持つ阿波和紙の啓蒙と継承を目的とし多様な活動を行う「阿波和紙伝統産業会館」は、世界58カ国から集まった1800点を超える版画作品を一堂に展示する「アワガミ国際ミニプリント展2021」を、10月9日(土)〜11月7日(日)に開催する。

国内外のアーティストによる作品が一堂に


同展覧会は、用いる素材を「A4サイズの和紙であること」とし、版表現を行う国内外のアーティストから作品を公募する国際版画公募展。アーティストの作品発表の場を増やすと同時に、地域住民が世界のアートに触れ、地場産業である阿波和紙という文化を通した世界との繋がりを感じてもらうことを目的としている。

2年に一度開催され、5回目となる今年は、新型コロナウイルスによる影響で作品の郵送の遅延など課題のあるなかでも、総勢1375名もの国内外のアーティストからの応募があったという。


大賞を受賞した川端千絵氏の「背泳ぎ / backstroke」をはじめ、鋭意をもって創作された版画作品が一堂に展示公開されるので、版画に馴染みのある人だけではなく、アートや工芸に関心のある人が存分に楽しめる見応えある展覧会となっている。

会場は、阿波和紙伝統産業会館と、いんべアートスペースの2箇所。共通入場料は、一般300円・学生200円・小中学生150円。

「版画用和紙」のプレゼント企画も


展覧会の開催を記念し、阿波和紙伝統産業会館に併設されたショップとアワガミファクトリーオンラインストアで買い物した人全員に、「版画用和紙」をプレゼントする企画も実施。版画用としてはもちろん、水彩やマーカーなどでのドローイング、ミクストメディアなどにも使える和紙なので、和紙に触れるきっかけになりそうだ。

ギャラリートークをYouTube配信

10月9日(土)には、オープニングセレモニーとして表彰式やギャラリートークが行われる。ギャラリートークは、受賞者のほか、審査員である徳島大学総合科学部教授・平木美鶴氏と徳島県立近代美術館上席学芸員・竹内利夫氏が参加し、会場内をツアーで回る。この様子はYouTubeでもライブ配信予定。詳細は「アワガミ国際ミニプリント展2021」公式サイトにて確認を。

■阿波和紙伝統産業会館
住所:徳島県吉野川市山川町川東141

■いんべアートスペース
住所:徳島県吉野川市山川町建石116

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