静岡県浜松市の浜名湖の湖上にて、光と音楽、ダンスによる「湖上舞台：Grandscape浜名湖＠舘山寺2021」が、11月18日(木)～23日(火・祝)の期間に開催される。

コロナ禍で打撃を受ける浜名湖地域の観光

長引く新型コロナウィルス感染症により、浜松・浜名湖地域の飲食や宿泊を含む観光産業も厳しい状況が続いており、特に当地域の観光の中心となる舘山寺温泉地域においては、宿泊客の大幅な減少に伴い、大きな影響を受けている状況だという。

屋外ならではの幻想的な演出

同イベントは、ウィズコロナ、アフターコロナの新しい観光コンテンツの目玉として、浜名湖の自然・文化・産業をミックスしたエンターテイメントを作り出し、宿泊滞在の促進、滞在時間の延長、夜の消費喚起、さらには浜名湖観光のブランド化を牽引し、国内外からの誘客を図ることを目指すもの。

湖上に浮かべた舞台。キレのあるダンス。客席を360度包む迫力の音楽。炎やLEDライトを使った幻想的な光。屋外ならではの演出を楽しめる。

テーマは「自然と人々の関わり」

今年の「Grandscape浜名湖＠舘山寺」のテーマは、自然と人々の関わり。浜名湖周辺の神事や伝承文化をモチーフとして作品にまとめたという。

迫力ある山伏の火伏せのダンス、神秘的でエレガントな水女神の舞。優雅なコンテンポラリー・ダンスから切れ味の鋭いヒップ・ホップダンスまで、多彩な種類のダンスを盛り込んでいる。

出演ダンサーは、静岡県内で活躍する人を中心に、東京で人気急上昇のアクロバットダンサーも加わっている。

著名な作曲家やアーティストが音楽制作に参加

舞台の音楽はオリジナル楽曲で、地元・浜松市出身の作曲家・佐藤圭さんや、アニメ「呪術廻戦」の音楽担当の桶狭間ありささんに書き下ろしを依頼。演奏はグラミー賞を受賞したTake6のAlvin Cheaさんや、Chaka Khanの音楽監督のMelvin Davisさんも参加している。

チケットはGrandscape浜名湖公式ホームページ、チケットぴあにて発売中。イベント詳細については公式ホームページを参照してほしい。なお、上演はコロナウィルス感染対策をしっかり行った上で行うとのこと。

この時期、この場所でしか見られない、夜の幻想舞台をじっくり鑑賞してみて。

開催日：11月18日(木)～23日(火・祝)
会場：浜松市西区舘山寺ベイガーデン横特設会場
開催時間：1日3回公演、約40分
【1】17時45分開演 【2】19時00分開演 【3】20時20分開演
チケット代：平日3,800円(税込)、土日祝4,500円(税込)