神戸ファッション美術館にて、「アール・ヌーヴォーの華 アルフォンス・ミュシャ展」が、11月20日(土)~2022年1月16日(日)の期間開催される。
現在も人々を魅了する画家・ミュシャ
アルフォンス・ミュシャ(ムハ)は、チェコの南モラヴィア地方に生まれた画家・デザイナーで、19世紀末から20世紀初頭のベル・エポックに「アール・ヌーヴォー・スタイル」をつくりあげた代表的なアーティストのひとり。
人びとの暮らしを彩る優美で華やかなデザインは、現在でも多くの人びとを魅了している。
貴重な作品約500点を展示
今回の「アール・ヌーヴォーの華 アルフォンス・ミュシャ展」では、ミュシャがデザインした、ポスター、装飾パネル、はがき、切手、紙幣、さらに、デザインを学ぶ学生の教本として出版された『装飾資料集』『装飾人物集』に加え、ブロンズ像《ラ・ナチュール》など、貴重な作品約500点を展示。
《黄道十二宮 ラ・プリュム誌のカレンダー》や、
《ジスモンダ》、
《モナコ・モンテカルロ/P.L.M.鉄道》、
《パリ・イリュストレ》、
《ビスケット缶容器》、
《ランスの香水 ロド》などを鑑賞することができる。
また、当時の女性の装いである煌びやかなアール・ヌーヴォーのドレスとミュシャ作品とのコラボレーションは、同館でしか見ることができない展示だ。
体温測定やマスク着用に協力しよう!
観覧料は、一般1000円/大学生・65歳以上500円/高校生以下無料。なお、神戸市内在住の65歳以上の人は無料となるほか、団体料金などもあるので、購入時にチェックしてみて。
来館時は、体温測定やマスク着用、手指の消毒、会話を控えるなど感染症拡大防止対策に協力しながら、多岐にわたり活躍したミュシャの魅力に迫る展覧会を楽しもう!
■神戸ファッション美術館
住所:神戸市東灘区向洋町中2の9の1