宇宙の体験をつくる技術集団「amulapo(アミュラポ)」が、衛星データを使用して星空が綺麗に見える身近な穴場スポットを提案するWEBサービス「星みくじ」を開発。PCやスマートフォンを使って、サービスページにアクセスすることで無料で利用できる。
そんな「星みくじ」が、正式リリース前のβ版として、11月9日(火)より2カ月程度の期間限定で公開中だ。
星空観測の“穴場”を提案するサービス
「星みくじ」は、夜間光や雲が少なく星空観測に適した場所を人工衛星から取得したデータで特定し、ユーザーの現在位置から半径60㎞以内の公園を“穴場スポット”としてランダムに提案するWEBサービス。
穴場スポットと一緒に表示される「運勢」は、観測に適した天候条件かどうかを教えてくれる。
宇宙開発を身近に感じる機会に
「星みくじ」の開発は、宇宙規模でIoT(モノのインターネット)活用を想定したビジネスコンテスト「Tokyo Moonshot Challenge」での優秀賞・NTT東日本賞の受賞をきっかけにしたもの。
宇宙ビジネスにおいては、一般消費者向けビジネス(BtoC)への市場が特に未成熟であり、「amulapo」では、衛星データをはじめとする宇宙開発を、エンタメを通して身近に感じて欲しい、という思いをもとに開発を進めてきた。
β版は東京・埼玉・神奈川・千葉が対象
今回公開されたβ版は、夜の光が多く一般的には星空観測が難しい、東京・埼玉・神奈川・千葉の首都圏を対象にしている。
昨年から続く外出自粛により窮屈さや退屈さを感じている人も多い現在、「星みくじ」を利用して、都会の身近な場所で星空観測を楽しめるのが嬉しい。
誰でも1日3回までおみくじを引ける
また、β版では誰でも1日3回までおみくじを引くことができるが、ユーザー登録すると回数制限なく利用が可能になる。
空気が澄んでいる冬は、1年で最も星空が綺麗に見える季節。この機会に、近場で星空観測を楽しんでみては。