宮崎県都城市の早川しょうゆみそから、粉末みそ「umami・so」の新シリーズ商品「Misoスパイス umami・so(和風、欧風、印度)」が登場。クラウドファンディングMakuakeサイト上で展開する「九州アイランド」プロジェクトのひとつとして、12月3日(金)まで一般販売に先駆け先行予約を行っている。
酵素が生きてる粉末みそ
新商品のベースとなっている粉末みそ「umami・so」は、“みそは粉にならない”と言われ続けた若手後継者が、独自の研究を重ね5年の歳月をかけて完成させた商品。
東日本大震災のときに、味噌は日本を代表する兵站と言われながらも現代とマッチングが果たせておらず、それは水分が邪魔をしているからだと気づかされ、開発に着手した。
粉末みそは製造方法が特殊であるため、同商品は宮崎県食品開発センターと共同研究も行っている。そこで「酵素」が生きているという結果も得ることができ、粉末でありながら「生みそ」のような個性も持つ特別な粉末みそであることがわかった。
同商品の高い品質は多くの料理人を魅了した。しかし、この新しい調味料を一般化したいとの想いから、食をクリエイティブにアレンジする料理人・キムラカズヒロ氏に監修を依頼。創業136年目にして初めてのコラボを実施し、フードアレンジャーとして活躍している同氏が素材やレシピの面でサポートした。
ナチュラルで上品なスパイス
新シリーズは、ナチュラルな旨味を追求した、優しい味わいの粉末みそを活用した3種の新フレーバースパイス。最近市場で人気のあるスパイスとは全く異なる“ナチュラルで上品なスパイス”だ。塩分濃度もほかのスパイスと比較して低めの40%程度に抑えている。
素材を“活かす”ことを追求した「梅肉&柚子」をメインに、「桑の葉」などを隠し味にブレンドした和風スパイス。
味噌のサラダチキンを簡単に作りたいという要望に応えられるように独自配合した、欧風「ガーリック&ハーブ」スパイス。
そして和のスパイスとして世界に提案したい夢を詰め込んだ印度風「カリーミックス」が登場。
みそをもっと自由に、健康的に、日常的に使ってもらいたいと、アウトドアでも使いやすいように工夫されている。
新技術でSDGsに貢献
同社は、みそを海外にも輸出しているが、粉末みそにすることで、水分が半分以上のみそに比べ船便での輸送にかかるエネルギーコストを抑えることができる。
今後も、136年の伝統技術を「半歩アップデート」するために、持続可能な取り組みに積極的に挑戦していくという。
商品やクラウドファンディングの詳細は、早川しょうゆみそ公式サイトから確認を。
早川しょうゆみそ公式サイト:https://hayakawa-sm.com