「未来へのバトンサミット2021 シンポジウム」が、実践女子大学日野キャンパス(東京都日野市)と、Zoomウェビナー(オンライン会場)にて11月27日(土)10:00~12:00に開催される。
未来へのヒントが得られる2時間
私たちの愛する、子どもたちが楽しむアウトドアフィールドや自然環境は、いま急速な劣化が進んでいると言われている。数十年後には、今と同じ豊かな自然を楽しむことができなくなっているかもしれない。そんななか、ちょっとした行動の変容や思考の転換、テクノロジーを上手に使うことでCO2も必要量削減できるのではないか、と動き出している人々がいる。
「未来へのバトンサミット2021 シンポジウム」は、各方面の専門家を招き、サスティナビリティをどう表現するか、気候変動とどう付き合うか、さらに、次世代へどのように繋ぎ、環境分野のSDGsをどう実現させていくのか、そのヒントがたくさん得られる2時間となっている。
登壇講師と発言要旨
シンポジウムでは、石田秀輝氏(地球村研究室代表/東北大学名誉教授/星槎大学特任教授 他)、村木風海氏(CRRA炭素回収技術研究機構 代表理事・機構長/科学者 兼 発明家/ポーラ化成工業 特別研究員 他)、汐見稔幸氏(白梅学園大学名誉学長/東京大学名誉教授/日本保育学会理事/全国保育士養成協議会 会長 他)の3人が登壇する。
暮らしの利便性と同じくらい自然と寄り添った暮らしを求めながらも、“自給自足や江戸時代みたいな暮らしはいきなりはムリ!”というのも事実。そこで「バックキャスト思考」と呼ばれる考え方を身に着けることを、石田氏は提案する。
村木氏は、地球温暖化やCO2の削減について、最新のテクノロジーがもたらす未来予想図と、市民レベルでも“具体的にできること”を、科学の視点から説いていく。
“私たちオトナが、持続可能なくらしを一生懸命考え、行動を始めてもそれが世代を超えていいものとして受け継がれていかなければならない”と説く汐見氏は、子ども世代に、自然を想い、持続可能で豊かな暮らしをどうやって伝えていくか、考えるきっかけを与えてくれるだろう。
「未来へのバトンサミット2021 シンポジウム」に参加して、サスティナビリティ・テクノロジー・子育ての専門家による対談から未来へのヒントを得てみては。
未来へのバトンサミット2021 シンポジウム 詳細:https://miraibatonsummit2021.com/