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日本の歴史×和菓子職人の技術が生んだ1万円の栗蒸し羊羹「万羊羹」、クラファン開始

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“笑顔と伝統を未来へ”を信念としている和菓子店「常陸風月堂」は、1本1万円の栗蒸し羊羹「万羊羹」を、11月30日(火)〜12月10日(金)の期間にクラウドファンディング「CAMPFIRE」にて販売する。

栗と人々の歴史を感じる商品ストーリー

創業から73年の歴史を誇る風月堂が、和菓子業界としても珍しい1本1万円の栗蒸し羊羹の開発にチャレンジした「万羊羹」。同商品には、栗と人々の関わりの歴史を感じるストーリーがある。

日本最古の歌集である万葉集に『三栗の 那賀に向へる 曝井の 絶えず通はむ そこに妻もが』という歌がある。「三栗の実る那珂(川)へと注ぐ曝井の湧水のごとく、絶えず通い続けよう、そこに愛する人がいるなら」という歌で、奈良時代から那賀(現在の茨城)は栗の産地だったらしく、栗がいかに日本人の生活に根ざしていたかがわかる。

茨城が産んだ最高峰の栗「飯沼栗」を使用


「三栗の」という枕詞にあるように、栗は一つの毬(いが)の中に三つの実がなるものが一般的だが、茨城産の「飯沼栗」は、一つの毬の中に一口では食べられないほどの大きな大きな栗をたった一つだけ実らせる「一毬一果(いっきゅういっか)」を実現。


日本有数の栗処・茨城でも最高峰の逸品だ。


「万羊羹」では、千年の常識を覆すこの栗を、ごろごろと万(よろず)に使用している。

熟成を経てバランスが整った味わいに


「万羊羹」の特徴は、飯沼栗の大きさと甘さ。収穫直後、2週間以上の熟成期間を経て栗本来の甘さを最大限に引き出している。栗の力強さに負けない北海道十勝産小豆を使用し、栗の甘さとあんの食感をバランス良く馴染ませるために、製造後さらに5日熟成。そうして出来上がった「万羊羹」は食感、甘み、香りが整った至高の味わいだ。

また、一般的な栗蒸し羊羹の賞味期限は約10日前後と短く、贈答用としては利用しづらいとの声があった。しかし1本1万円の栗蒸し羊羹「万羊羹」は、大切な人になるべく賞味期限を気にせず食べてほしいとの想いから、試行錯誤を繰り返し、特殊な真空パックを活用することで賞味期限を1カ月近くにまで延ばすことに成功した。

クラウドファンディングのリターンは数に限りがあるので、興味のある人はお早めに。

万葉の時代からの歴史と現代に生きる職人の想いがとけあった美味しさを、「万羊羹」で堪能してみては。

CAMPFIRE:https://camp-fire.jp/
プロジェクト名:日本の歴史と和菓子職人の技術が掛け合わされた1万円の栗蒸し羊羹「万羊羹」

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