『だれでもデザイン』(朝日出版社)の刊行を記念して、著者の山中俊治さんと、ブックデザインを手掛けた寄藤文平さんのトークイベントが、1月22日(土)に青山ブックセンター本店にて開催される。

『だれでもデザイン』について

身近なものを観察し、スケッチしてみる。問題を発見して、アイデアで突破する。まだ世界にないものを作ってみる。デザイナーの誕生から大量生産、その後は「一人ひとりのため」のデザインへ。

『だれでもデザイン』は、「まわりのものをよく見る(本当に見てる？)」「言語としてのスケッチは確実に上達する」「ものを作るために、作り方を発明する」など、物作りの根幹とこれから、そして「一人ひとりがデザインする」ための連続講義を書籍化した一冊だ。

絵を描くふたりのデザイナーによるトークイベント

同書の著者である山中俊治さんは、デザインエンジニア／東京大学生産技術研究所・東京大学大学院情報学環教授。Suicaの改札機、美しい義足など、新しい技術と人間のより良い出会いを考え続けてきたプロダクトデザイナーだ。

ブックデザインを手がけた寄藤文平さんは、イラスト、広告、ブックデザインなど様々な場所で、人に届くかたちを考案しているアートディレクター・グラフィックデザイナー・イラストレーター。

絵を描くふたりのデザイナーは、どんなふうに物を見て、絵を描いて、アイデアを生み出しているのか。共感を集めて人に届けるとき、どういうことを考えているのか。絵を描く時の視点や、アイデアが生まれる瞬間、物作りについて大事にしていることなどを語る。

イベント詳細

イベントの開催時間は14:00〜15:30で、定員は70名。参加料金は1,540円(税込)。参加申込は青山ブックセンターのサイトにて受け付けている。物作りをしている人も、していない人も、何かを考える時のヒントに満ちた楽しい時間になりそうだ。

なお、同イベントに参加する際は、自宅を出る前の体温測定やマスク着用、手指の消毒などに協力しよう。感染状況によっては、会場での開催を中止・返金し、オンライン(zoom)に変更する場合がある。詳しくは、イベント詳細ページで確認を。

イベント詳細：https://aoyamabc.jp/collections/event/products/design-everyone