朝日新聞出版から、AERAが一冊まるごと猫化する臨時増刊「NyAERA(ニャエラ)」が、今年も2月16日(水)に発売された。価格は1100円(税抜)。特別付録に沖昌之さんの「ニャレンダー」も付き、巻頭からしっぽまで猫がぎっしり詰まった、猫を飼っている人、猫好き必見の内容だ。
「猫とあなたの物語」がテーマ
今回のテーマは「猫とあなたの物語」。猫と人が織りなす物語を全国で取材した。そのほか、豪華執筆陣の書き下ろしやエッセイ、猫を愛する人々のインタビューも収録。腎臓病治療薬AIM開発の最前線や、知っておきたい高度医療などお役立ち情報も網羅している。
表紙を飾るのは岩合家の猫・玉三郎
表紙を飾るのは、岩合光昭さんが撮影した岩合家の猫・玉三郎。こちらを見つめるリラックスした深いまなざしは、やはり岩合さんとの信頼関係があってこそ。強い目力に魅了される。
人間と猫たちの物語を全国からレポート
2022年の大特集のテーマは「猫とあなたの物語」。人生いろいろならニャン生もいろいろ、人間と猫たちが織り成す波瀾万丈の物語を全国からレポートする。
大阪・ジオラマ食堂を猫たちが大席巻するまでの店主たちの苦闘と不思議な縁、富士山の麓でくつろぐ猫キャンパーめいちゃんが教えてくれる深呼吸の大切さ、テレワークに邁進するおしゃべりで表情豊かなエースくんが伝えたいこと、社猫がいる出版社に最年少でやってきたインターン猫が先輩から受けた薫陶、尾道市立美術館で攻防を繰り広げる警備員さんと猫の意外な関係……など、心温まる人と猫の物語が今年も盛りだくさん。読んだ後は、きっと少し優しい気持ちになれるはず。
ゴージャスな執筆陣
今年は、ゴージャスな執筆陣をお迎え。現代のニャン像では、八咫烏シリーズで大人気の作家、阿部智里さんが愛猫ニャアの物語を書き下ろし。ミュージシャンの[Alexandros]川上洋平さんと絵本作家・石黒亜矢子さんによる猫目線エッセイ「愛される猫はかく語りき」も必読だ。
「銀河鉄道の夜」三度目の漫画化作品を執筆中のますむらひろしさん、尾道の「猫の細道」「福石猫」などの考案者で画家の園山春二さん、Travis Japanの川島如恵留さんなど、猫を愛する人々のインタビューも充実している。
貴重な最新情報も網羅
さらに、ニュース誌の総力を結集して、貴重な最新情報も網羅。猫の腎臓病治療薬として期待を集めるAIM開発の最前線を、宮崎徹さんにインタビューし、AIM医学研究所設立の経緯を聞いた。3月に発売されるA-30配合のフードについても触れている。
変わりダネとしては、総勢12にゃんの協力のもと、猫の個性派おもちゃの総選挙を敢行。猫も夢中になって人間も楽しい逸品を4つの項目から徹底テストした。
また、3月から使える沖昌之さん撮影のニャレンダーの特別付録も魅力的だ。丸ごとぎっしり猫だらけの“「NyAERA2022」AERA臨時増刊”をお見逃しなく!