宮城県南三陸町入谷地区では、同区内にある飲食店から地産地消型のお弁当を自然に還る竹皮で包む「春告げ弁当」を、2月28日(月)~3月6日(日)の期間限定で予約販売する。
入谷地区の活性化を目指したお弁当
「春告げ弁当」は、「季節の訪れを表す春告げ」と「この時期に採れる春告げ野菜」を掛け合わせた名称。お弁当を通してにぎわいが生まれ、まちに活気をうみだすこと、そして、様々な人がお弁当を通して自分の大切な人と一緒に時間を共有すると共に、地域の人々が自身の地域に誇りを持つことを目指している。
また、地域の作り手や事業者と連携しながら、地域の資源を活用して作り上げ運営していくことで、地域内でのよい循環を生み出しながら入谷地区の魅力を発信。『南三陸産の食材を使う』『包装に竹皮を使用する』『楽しみながらお弁当をつくる』の3つのルールを掲げ、地域の素材にこだわり、竹皮弁当で包むことで環境負荷を楽しく削減した取り組みとなっている。
三陸町入谷地区の5店舗から販売
出店者は、ひころの里/ばっかり茶屋、いりやど、校舎の宿さんさん館、まめ菜工房ビーンズくらぶ、パン・菓子工房oui。
ひころの里/ばっかり茶屋では、 季節の旬と山里の幸を盛り込んだ、里の温もりたっぷりなほっこりお弁当を、
いりやどでは、この時期に採れる野菜に与えられる春告げブランドの野菜を多く使い、地域で育てられた古代米と一緒に味わえるお弁当を、
校舎の宿さんさん館では、南インドの料理を取り入れるなど同じ里山の食材を異文化と融合させたヴィーガン対応のお弁当を、
まめ菜工房ビーンズくらぶでは、宮城県の郷土料理である「ばっけ味噌」やメンバーが育てるリンゴのデザートといった、お母さん視点の栄養満点なレシピが詰まった彩豊かなお弁当を、
そしてパン・菓子工房ouiでは、あっさりヘルシーで春告げ野菜を使用して仕上げた春のキッシュと、スイーツとして春を感じてほしいとの思いが込められた苺のベーグルサンドがセットになったランチボックスを提供する。
「春告げ弁当」の受け渡しは、ひころの里にて。事前予約が必要なので、詳細は「入谷の里山ねっと」のnewsページから確認を。
シルクフラワーフェスタも同時開催
また、シルクフラワーフェスタも同時開催。ひころの里内にあるシルク館にて、まゆ細工展示・即売会が行われ、繭盆栽やコサージュ、ブローチなど繭細工の様々な作品が楽しめる。
3月2日(水)~4日(金)の午後1時~2時には、ひころの里内にある松笠屋敷にて民話を聴ける体験も提供する。通常は参加費500円だが、「春告げ弁当」を購入した人は特典として無料で体験できるので、こちらもあわせてチェックしてみて。
入谷の里山ねっと:https://iriyanosatoyama.com/