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池袋の東西に伝わる民俗芸能の現在を追ったドキュメンタリー『音、鳴りやまぬ。』公開

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としま未来文化財団は、豊島区指定無形民俗文化財「長崎獅子舞」「冨士元囃子」「雑司ヶ谷鬼子母神御会式万灯練供養」の現在を追ったドキュメンタリー映像作品『音、鳴りやまぬ。』を制作。3月6日(日)にとしま区民センター多目的ホールにて試写会&トークを開催する。

地域の民俗芸能を記録

『音、鳴りやまぬ。』は、豊島区に連綿と伝わる「長崎獅子舞」「冨士元囃子」「雑司ヶ谷鬼子母神御会式万灯練供養」の現在を追ったドキュメンタリー映像作品だ。コロナ禍でお祭りや地域行事の中止が相次ぎ、豊島区でも毎年開催している民俗芸能公演が2021年は中止を余儀なくされた。そしてこの事がきっかけとなり、地域の民俗芸能を記録する同プロジェクトがスタート。

なぜ“まつり”は変わりゆく時代の中でも人々を魅了し続けるのか。秋から冬3カ月に渡り、長崎獅子連、冨士元囃子連中、御会式連合会の人々を中心にインタビュー取材を重ね、それぞれの視点で語られる想いを映像に収めた。

メガタウン池袋の東西に今も残る3つの「まつり」。少子高齢化、コロナ禍…時の流れに直面しながら、それでも「音」は鳴り続ける。

試写会&トーク内容


同作品の監督は、映画作家の長岡 参(ながおか まいる)氏。フリーランスとして東京で様々なクリエイティブの仕事に従事した後、より本質的な暮らしとは何か?を考え、それを映像化するべく2010年に拠点を徳島に移し、民俗学的/文化人類学的視座と一生活者としてのリアルな感覚の間に立ちながら作品制作を開始。代表作に全国の限界集落を探訪したドキュメンタリー映画『産土』や、6年間に渡り1人の老美容師を追い続けた『神山アローン』等がある。


試写会&トークには、長岡氏のほか、東京音楽大学 音楽教育専攻准教授・福田 裕美氏と全日本郷土芸能協会理事・小岩 秀太郎氏が登壇する。

当日のプログラムは、13:00~13:05挨拶、13:05~14:05本編上映、14:10~15:00トーク(50分予定)。3歳未満入場不可。定員は180名で申込先着順。申込は『音、鳴りやまぬ。』公式サイトにて。なお、所要時間、トーク登壇者は予告なく変更となる場合がある。

都会に息づく民俗芸能の知られざる姿を記録したドキュメンタリー『音、鳴りやまぬ。』を鑑賞してみては。

■としま区民センター多目的ホール
住所:東京都豊島区東池袋1-20-10

『音、鳴りやまぬ。』公式サイト:https://otonari.toshima-pjt.jp
予告編:https://vimeo.com/679054244

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