創業77年、伝統⼯芸品の南部箪笥や⺠芸家具の製作販売を⼿がける「マルイ造形家具⼯業」が、アウトドア家具ブランド『A&D/W』より、七輪囲炉裏の「ブラックウォルナット材」を使用した高級仕様を新たに開発。さらに岩手県産木材のクリ材、低価格帯の合板仕様も同時に開発し、3月8日(火)よりECサイトにて予約受付を開始した。
組み継手で組み立て&分解できるアウトドア家具
七輪囲炉裏は日本伝統の指物技術を用いて作られており、ネジやボルト、工具類を必要とせず、その組み継手で、組み立てと分解ができるアウトドア家具。
分解すれば約1/10のコンパクトサイズになるため、庭やウッドデッキ、キャンプ場等に持ち出して様々なシチュエーションで使用できる。
また、七輪をセットして使用するだけではなく、囲炉裏中央部の炉壇に、カセットコンロや卓上IH、炭を使用する焚き火台、ストーブ等をセッティングすることもできる。
卓上IHの場合には、設置したまま蓋もできローテーブルとしても活躍。
受け板の位置を変更すれば、使用する熱源の高さや姿勢に合わせて、熱源を10段階の高さから選択できる。
3タイプの七輪囲炉裏が登場
今回発売の「七輪囲炉裏 蓋付き fix type」<ウォールナット材>88,000円(税・送料込)は、世界三大銘木といわれる「ブラックウォルナット材」を使用したプレミアムタイプ。チークやマホガニーと並ぶ高級木材で、密度が高く堅く、チョコレートのような色合いが特徴だ。
<クリ材>50,000円(税・送料込)は、重硬で耐久性と耐水性に優れ、鉄道の枕木や、世界遺産「白川郷」の合掌造りにも使われている木材。黄色みがかった素材で美しい木目が、洗練されたクリーンな佇まいを醸し出す。
そのほか、手に取りやすい価格の<合板材>29,000円(税・送料込)もラインアップしている。
天板接合方法や細部構造も新しく
また、従来の七輪囲炉裏は天板を数ミリ持ち上げてから引き抜き分解する構造だった。
しかし今回は、天板にストッパー部材を落とし込むことにより、天板が水平方向にロックされ、鉛直方向も含めたすべての方向に完全にロックされ、ストッパーを取り外さないと引き抜けないようになり、この技術で、より一体感の増した構造に。
さらに、卓上IH等のコードを内側から外側へ通せるようにアーチ形状とすることで、スマートな導線を実現した。
各商品は受注生産後、6月下旬頃より順次発送される。
七輪囲炉裏で炭をながめ、ゆっくり炙り、疲れた⼼を癒やしてみては。
「A&D/W」ECサイト:https://adw-furniture.com/
※商品に七輪は付属しません