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修学旅行の聖地「あきた芸術村・わらび座」民事再生へ!クラウドファンディングを開始

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秋田県仙北市に本拠地を置く劇団「わらび座」は、新型コロナによって売り上げが激減し、民事再生の申し立てに至った。このたび、一般社団法人として新たな歩みを始める一環として、3月10日(木)~5月20日(金)の期間でCAMPFIREにてクラウドファンディングに挑戦する。

新型コロナウイルス感染拡大でどん底へ


「わらび座」は、“民謡の宝庫”と呼ばれる秋田県仙北市に本拠地を置く、昨年創立70周年を迎えた劇団。主に5つの公演チームでミュージカルや歌舞ステージなど、年間約800回の公演を全国で行っている。


また、本拠地のあきた芸術村では、1970年代以降46年間に約40万人の修学旅行生を迎えてきた。舞台観劇、民舞や農作業の体験を通した感動を子どもたちに届け、それは「生きる力を創る修学旅行」と評された。

しかし、2020年からの新型コロナウイルス感染拡大により修学旅行の受け入れや公演が中止となり、収入のほとんどを失って「どん底」に。一時は活動の終了と解散も視野に含めて今後を検討してきたが、沢山の支援と温かい言葉に励まされ、民事再生という手続きを通して「わらび座」の継続を目指すこととなった。

再生に向けた取り組み

昨年、WGA「一般社団法人わらび座」支援協議会が発足し、非営利法人として安定的な資金獲得に向けた取り組みを進めている。

また、コロナ禍で公演活動が制限される中、新たな取り組みとして動画配信を強化し、公演のライブ配信やレンタル販売のスタート、オリジナル楽曲のCD作成と配信サービスへの進出、修学旅行受け入れ農家の協力のもと「わらび座 育むお米」の販売を開始、会員制サービス「わらび座の会」を立ち上げるなど、様々な形で資金の調達を模索してきた。

さらに、劇団ならではの社員研修プログラム「シアターエデュケーション」や「オンライン民舞教室」、あきた芸術村の施設を活かした「ワーケーションプラン」や「里山体験」など各種体験プランの展開、ホテルの人気メニュー「ゆぽぽカレー」の商品開発にも力を入れている。

未来を担う子どもたちへの責任として事業を継続


子どもたちは今、コロナ禍でこれまで以上の苦しみや孤独を抱えて生きている。今こそ、子どもたちの生きる力になる仕事がしたい。「わらび座」は、未来を担う子どもたちへの責任として、何があってもこのどん底から再生しなければならないとの思いを抱き、子どもたちの「心のふるさと」となる事業を継続するため、クラウドファンディングに挑戦する。

子どもたちの心のふるさと「わらび座」の灯を消さないよう、クラファンで支援をしてみては。

CAMPFIRE:https://camp-fire.jp
プロジェクト名:修学旅行の聖地「あきた芸術村・わらび座」民事再生へ!どん底からの再生プロジェクト

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