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SDGsの関連データをアートで表現した「chart project」が、新たな6作品を公開!

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社会課題を表すグラフ(チャート)の形を活かし、アート作品として表現する「chart project」が、SDGsの関連データをアートで表現した新たな6作品を、3月10日(木)より公式ホームページにて公開中だ。

SDGsに関連する6つの新しい作品


タムくん(ウィスット・ポンニミット)氏による「気をつけて!」は、かつて地球で起こった5回の大量絶滅のグラフを表現した作品。

現在起きている二酸化炭素の増加を止めなければ、2億年前と同じような大量絶滅が起きる可能性があると指摘している専門家たちもいる。


八館ななこ氏による「望郷」で表現しているのは、サンゴの白化(はっか)が起きた地域のグラフ。

白化はサンゴに共生する褐虫藻が失われると起きる現象で、原因は海水温の上昇にあると言われている。


リト@葉っぱ切り絵氏による「か〜え〜る〜の歌が〜きこえてくるよ~♫♪」で表現しているのは、アマミイシカワガエルの発見数(年平均値)のグラフ。

一時期は絶滅の危機に瀕していた奄美大島の固有種の数が回復してきており、アマミイシカワガエルもその一種だ。


同じく、リト@葉っぱ切り絵氏による「大丈夫、一緒に遊ぼうって言ってごらん」では、世界の年平均気温の推移のグラフを表現。世界の平均気温は上がり続けており、生物への影響も報告されているそう。


川添むつみ氏の「夜明け」で表現しているのは、犬と猫の殺処分率のグラフ。

近年、都道府県に保護された犬や猫が殺処分される割合が大きく減少してきているが、背景にはボランティアが数多くの捨て犬や捨て猫を引き取っているという実態があり、それも限界に近づいてきていると言われている。


LITTLE ARTISTS LEAGUEによる「『CHARTMASK』–珊瑚で生物多様性グラフMASKBOOK」は、生物多様性回復シナリオのグラフを表現。

WWFが2020年に発表したレポートによると、人間による自然資源の過剰な消費によって、世界の生物多様性は過去50年間で68%も失われたが、適切な環境保全策と、持続可能な生産と消費の施策を組み合わせた統合的な取り組みを行うことで、生物多様性を回復させることが出来るシナリオが示された。

データをもとにポジティブな未来を実現

各作品の詳細は、公式ホームページにて確認を。


今後も、社会課題データを届け、データをもとにポジティブな未来を実現する取り組みを行っていく「chart project」に注目だ!

「chart project」公式ウェブサイト:http://chartproject.org

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