流通経済大学は、「ダイバーシティ共創センター」を4月1日(金)に開設した。
時代に対応した新しい試みに挑戦
流通経済大学は、2021年4月の新学長就任にあたり、大学が大事に守り継承してきた精神を核に、時代に対応した新しい試みに挑戦していくためのビジョン「Reborn RKU Vision」を策定した。
このビジョンが目指す、持続可能な開発目標(SDGs)の理念である“誰一人取り残さない”世界をキャンパスで実現するために、「ダイバーシティ共創」というアプローチをとる。
持続可能な社会の実現に貢献できる人材を育成
ダイバーシティを推進するとは、ジェンダー、人種、年齢、性的指向・性自認、障がいの有無、病歴、家庭環境、経済状況、国籍、言語、民族(民俗)、文化、宗教、信条等の多様性を尊重し合い、一人一人が伸び伸びとその個性と能力を発揮できるようにするということ。
同センターでは、“誰一人取り残さない”ダイバーシティ推進のため、多様な学生・教職員などが集う共創セッションを開催。対話を通じて互いの違いを理解し、“当たり前”の中にある課題を見つけ出し、従来のやり方や仕組みにとらわれない革新的な発想や取り組みを共に創造していく。
この「ダイバーシティ共創」によって、“誰一人取り残さない”キャンパスづくりと地域社会との連携を進めることで、持続可能な社会の実現に貢献できる人材の育成に取り組む。
同センター開設にあたり、同学の上野裕一学長は「ありのままの自分でいい。私たちRKUは、誰一人取り残しません。多様性を認め合い地域社会から愛される学園にしていきます。」とコメント。
また、同センターのセンター長には、同学ダイバーシティ担当副学長の三木ひろみ氏が就任。三木氏は、筑波大学ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンターダイバーシティ部門長などを経て、2017年より流通経済大学スポーツコミュニケーション学科教授、2021年より同学副学長を務める。センター開設にあたり、「対話を通じて個性と多様性を共有し、新たな解決策を共創しましょう。あなただけでなく全ての人を“誰一人取り残さない”社会を一緒につくりましょう。」とコメントしている。
■ダイバーシティ共創センター
住所:千葉県松戸市新松戸3-371 流通経済大学 新松戸キャンパス 2号館
流通経済大学HP:https://www.rku.ac.jp