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110種500株以上が彩る「第四十三回 上野東照宮 春のぼたん祭」が開催

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1980年に日中友好を記念に開苑し、江戸の風情を今に残す上野東照宮のぼたん苑では、4月9日(土)~5月8日(日)の期間、110種500株以上が彩る春のぼたん祭を開催する。

110種500株以上のボタンが咲き誇る


期間中は、日本、中国、アメリカ、フランスなど110種500株以上のボタンが咲き誇る。中には開苑当時から咲き続ける大株や、中国品種と日本品種の自然交配による緑色の花が珍しい『まりも』なども楽しめる。

ボタンとは


ボタンの花は「富貴」の象徴とされ、「富貴花」「百花の王」などと呼ばれている。日本には奈良時代に中国から薬用植物として伝えられたとされ、江戸時代以降、栽培が盛んになり数多くの品種が作り出された。

中国文学では盛唐(8世紀初頭)以後、詩歌に盛んに詠われるようになり、日本文学でも季語として多くの俳句に詠まれ、絵画や文様、家紋としても親しまれてきた花だ。

今回観ることできる希少品種

今回観ることができる希少品種には、『ジパング』や『赤銅の輝』がある。


『ジパング』は、黄色の千重咲きのボタンで上向きに咲く唯一のボタン。とても上品な香りと共に楽しめる。


『赤銅の輝』は、黄色に桃色がかった橙色の花弁でとても珍しい品種のボタン。花弁一枚一枚が際立ち、上向きに咲くのも特徴だ。

本格的な江戸建築とボタンを楽しむ


苑内からは旧寛永寺五重塔や東照宮の参道に並ぶ石灯籠を見る事ができ、枯山水の日本庭園とあわせて他では味わえない江戸風情の中でボタンを見る事ができる。


また、ボタンの撮影を楽しむ利用者が多く訪れる同苑では、季節感のある撮影を楽しめる色鮮やかな鯉のぼりや、苑内の随所に寄せ植えや盆栽などを用意している。


さらに、苑内にはボタンの他にシャクナゲや約20品種のシャクヤクなどが随時開花し、ボタンとの艶やかな共演を楽しむことができる。


110種500株以上が彩る「第四十三回 上野東照宮 春のぼたん祭」を訪れてみては。

■第四十三回 上野東照宮 春のぼたん祭
期間:4月9日(土)~5月8日(日) ※期間中無休
開苑時間:9:00~17:00(入苑締切)
入苑料:大人(中学生以上)700円、団体(20名以上)600円、会期入苑券2,000円、小学生以下無料
住所:東京都台東区上野公園9-88
URL:https://uenobotanen.com/

※同苑では新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組みとして、苑内の定期消毒や現金授受の撤廃、従業員の健康管理などの対策を行っている。来苑の際は手指の消毒とマスク着用に協力を。

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