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“150匹のこいのぼり”や”延岡メンマ”も!地域の魅力や資源を発信する宮崎県の取り組み

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宮崎県では都城市、延岡市などの各地域で、地域住民や観光客へ地元のならではの事業や魅力を伝えるさまざまな取り組みが行われている。

150匹のこいのぼりが庄内川沿いを泳ぐ


都城市では毎年、荘内商工会青年部によって庄内川の堤防に色とりどりのこいのぼりが掲揚される。1988年から実施されている、地域の名物事業だ。

2022年の掲揚期間は4月4日(月)〜5月7日(土)。30本の竹に150匹のこいのぼりが泳ぐ。春風を受け雄大に泳ぐこいのぼりは、子どもたちの健やかな成長への願いが込められている。

地域住民、観光客にも愛される、季節の風物詩をこの春楽しんでみては。

都城市観光サイト:https://www.city.miyakonojo.miyazaki.jp/site/kanko/16742.html

社会課題を活かした食材、国産メンマを給食へ


また延岡市に本社を持つLOCAL BAMBOOでは、放置竹林を地域資源に変える取り組みの一環として「延岡メンマ」を延岡市内の小・中学校で給食の食材として提供を開始した。

市の80%を占める山林で問題になっているのは、誰にも整備されない放置竹林。成長スピードの早い竹林は森に入る日光を遮り、木々の成長を止めます。また根が浅い竹林は地滑りの原因にもなるという。


LOCAL BAMBOOはこのような山林の竹害を解決すべく、2020年11月より放置竹林をメンマにする活動を始めた。その中で生まれたのが、味にもこだわった国産メンマ「延岡メンマ」だ。

「延岡メンマ」を通じた取り組みを伝える食育も


「延岡メンマ」が給食として提供されたのは延岡市立川島小学校、延岡市立港小学校、延岡市立東海中学校。川島小学校では、給食の提供に合わせて特別授業が実施された。


日本の豊かな森林資源が抱える放置竹林、竹害などの社会課題や地域と連携した取り組みを伝える授業。児童からは「SDGsにつながっていて、私もそういう取り組みに関わる人になりたい」「竹による問題をなくすための活動と知って尊敬した」といった声が寄せられた。

同社は、美味しく食べて社会課題も解決できる食材として、「延岡メンマ」を延岡だけでなく宮崎や日本中に広げていきたいという。

LOCAL BAMBOO公式サイト:https://localbamboo.co.jp/

宮崎県を訪れた際には、都城市のこいのぼりや、延岡市の「延岡メンマ」をチェックしてみて。

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