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仙台でイベントも!美術様式と世界史から読み解く“あたらしい洋食器の入門書”が誕生

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4月18日(月)、西洋陶磁史研究家・加納亜美子氏と玄馬絵美子氏による共著「あたらしい洋食器の教科書 美術様式と世界史で楽しくわかる陶磁器の世界」2,970円(税込)が翔泳社より刊行された。現在、全国の書店で販売中だ。

洋食器を「知る楽しみ」を提案

18世紀から19世紀における西洋の洋食器は、当時の最先端テクノロジーを結集させた、国家の権威を象徴する「芸術品」。そのため、長く続いてきた老舗洋食器ブランドやメーカーの歴史には、試行錯誤を繰り返した苦難の歩み、ハプスブルグ家に代表される王族の波乱に満ちた人間ドラマ、さらには、日本とヨーロッパの文化をつなぐ役割を担ったことなど、ドラマティックなストーリーが秘められているという。

また、洋食器の柄やデザインの一つ一つには隠された意味があり、その意味を理解するためには背景にあるハプスブルグ家などの王族の歴史や、食器デザインの「ルール」である美術様式などを知る必要もあるのだとか。

同書は「あたらしい洋食器の教科書 美術様式と世界史で楽しくわかる陶磁器の世界」は、タイトルの通り「あたらしい」洋食器の本。これまで主流だったカタログとして「見る楽しみ」を重視したものやテーブルコーディネートなど「使う楽しみ」を提案するものとは異なり、見て使うだけでなく、「最も身近な美術品」である洋食器について「知る楽しみ」を提案している。

陶磁器の原料や製造方法、文様やデザインなどの基礎知識、詳細な洋食器ブランドの紹介、洋食器の使い方、文学や映画にまつわるコラムまで、幅広い知識を収めたまさに「洋食器のすべてがわかる」一冊だ。

「世界の王室が愛したテーブルウェア」展開催

同書の刊行を記念し、5月5日(木)~10日(火)の期間、宮城県仙台市の藤崎百貨店本店にて、「世界の王室が愛したテーブルウェア」展が開催。同書に登場するブランドの洋食器が展示販売される。

開催時間は10:00~19:00、場所は藤崎百貨店/本店6階の美術ギャラリー。開催期間中は、著者の1人である加納亜美子氏が、毎日在廊するとのこと。

「あたらしい洋食器の教科書 美術様式と世界史で楽しくわかる陶磁器の世界」や展示をチェックして、奥深い洋食器の世界に触れてみては。

翔泳社の通販 SEshop:https://www.seshop.com/

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